近藤昇の「仕事は自分で創れ!」

「仕事は自分で創れ!」ブレインワークスグループCEOの近藤昇が、日本とアジアをはじめとするエマージンググローバルエリアに対する思いやビジネスについて発信します。

個と組織の付き合い方は、ますます難しくなる

仕事をしていて、この30年ずっと意識にあり、腐心しているのが、個人と組織の付き合い方である。組織とは、色々あるが、今回は会社の組織を前提に考えていく。 ここで言う個人とは、会社組織の中の個人の話ではない。 世の中には、個人事業主をしていたり…

毎日、写真を撮り続けて想うこと

写真を撮り続けて思うこと。 こんなタイトルをつけると、近藤は写真家にでもなったのか?と思う人がいたりするかもしれない。私は、根本が凝り性なので、一回ハマったら数年から10年は続く。 写真を撮ることもすでに10数年ハマっている。ただ、それは、…

使われないITがなぜ蔓延するのか?

ITやDXの話題を耳にしない日はない。 もちろん、私の専門の仕事の一つであるという理由もあるが、一方で、すでに一般の生活者の世界でも、ITが日常会話になりつつあるように思う日々である。 様々なものがITでつながり、便利な社会が進展する。IT…

探し物が出てくるときはある日突然やってくる

大事なものなんだけど、どこに置いたかが分からない。何度も心当たりを探しても出てこない。 ところが、ある日、ひょんなことから、見つかって・・・。 そんな時に思う事は、決まって一緒。まさか、こんな所にあるとは思わなかった。 こんなことは、私の人生…

昔取った杵柄をどう活かすか?

仕事人生が長くなると、若い頃に経験した感覚や実際の仕事スキルや業務に関するノウハウなどは、だんだんと、記憶と言うか感覚が薄れてくる。 30年前の事を思い出すのは、なかなか難しいが、10年前ぐらいなら、その時に行っていっていた数々の仕事を思い…

農業も林業も自給率をいかに高めるかは私たち次第

食糧自給率は、ここ最近、世間でもよく話題に上っている。だから、多くの人が知る所となった。 日本は、先進国の中では、異常に食料自給率が低い。色々な統計によって、解釈が違うこともあるが、仮にそうだとしても、現時点では、食料を海外から輸入しないと…

日本の中古車は世界で大人気

日本の製品は品質も良く丈夫で長持ち。 日本人の多くも分かっていることだろうと思うが、日本人の何倍もそれを実感して、活用している人は世界に沢山いる。 先日、日経新聞のある記事が目に留まった。 微笑ましくもあり、日本人として嬉しく思うニュースだ。…

セールス現場に遭遇して想ったこと

先日、ちょっとした人気の喫茶店で食事していた時の事。隣の席で男性二人が、パソコンを前に、熱く語り合っている。 何気に、耳に入って来た会話によると、どうも営業商談現場のようだった。 もちろん、ずっとは聞き耳を立てたわけではないが、断片的に営業…

言い切る力をつけるにはどうするか

世の中には、はっきりものを言う人と、言われる人が少なからずいる。歯に衣着せぬ人という言い方も昔からある。 総じて日本人は、面と向かってはっきり言うのが苦手な人が多い。その分、間接的に言う方向に流れる人もいる。 電子メールがビジネスで使われだ…

地方でチャレンジする若者と関わって想うこと

地方活性化、地方再生が叫ばて久しい。 地方と言えば、田舎、過疎、高齢化、農業、漁業、林業、不便・・・こういった印象だろうか。 今更言うまでもないが、高度経済成長期、農村から都市へ、工業化の流れに乗って、地方の若者は、都会に出た。そして、そこ…

久しぶりに大量の本を廃棄した気分

私は本を保有するタイプ。 20代は本をあまり読む方ではなかったが、起業してからは、まずは、ビジネス書を読むようになった。そして、40歳になる手前で、ひょんなきっかけで、自分の本を出版した。 著者になると、本に対する付き合い方が、がらっと変わ…

創業以来の学生インターンとの関り

今、当社では、学生インターンがテレワークで活躍している。コロナ禍になってからは、今のところほぼ100%オンライン環境でのインターン活動である。中には海外に留学している人もいる。 主に、デジタルコンテンツの企画や動画作成などの、メディア関係の…

ウッドショックとウッドチェンジ

ウッドショックとウッドチェンジ。 一般の生活者で、この2つの言葉を知っている人がどれだけいるだろうか? 並べてみると似たような言葉だが、意味は全く違う。ただ、どちらも森林・林業に深くかかわる事である。 私は、建築関係に長年かかわっている。私も…

104歳の現役美容師

私の散髪は月一回。 先日、行きつけの散髪屋さんにいった。 散髪屋さんと言っても、今は、ご自宅でされている。実は、私は、この店主とは、大阪で知り合った。わけあって、数年前、自宅で、お仕事を続けておられる。 客と散髪屋さんと言うより、今は、仲良し…

明日は明日の風が吹く

先日、久しぶりに、前職の先輩と食事した。 前職とは、私が独立する前の会社である。 先輩とは、創業してからも、色々とお付き合いしているし、お世話にもなっている。 前職というのは、今から、33年ほど前に、新しくできた会社である。 先輩は、親会社か…

都会の街を走っている人と遭遇する毎日

この季節になると、明らかに、早朝、走っている人の数が増えてくる。 都会の神戸の街を走る人たち。昼間にあまり見かけることはないが、早朝に沢山の人が走っていることに気づく。 皆さん、色々なスタイルだ。本格的ランナーのウェアの人もいれば、シニアの…

シニア成人に共感する方々とともに

シニア成人。 殆どの人にとって、まだ聞きなれない言葉だと思う。これは、牧IT研究所の代表の牧壮さんが提唱されている。 今年の8月5日に発刊した“もし波平が85歳になったら”に、牧さんのお考えや活動と共に、シニア成人の意味や意義を掲載している。 …

久しぶりの雑草との闘いで想ったこと

冬の気配を少し感じる先週の土曜日。 関係しているRINC(リンク)ファームの畑を耕すために、日の出前から南あわじに出かけた。 去年から、古い家とセットで農場を借りて、自然産業研究所として活動している一環だ。自然産業研究所では主に第一次産業の…

目的やテーマが決まっていない面会の価値

人が集まって意見交換する、議論する、情報共有するのは、ビジネスでは日常茶飯事である。複数の時もあれば、相手と二人でということもある。 人との会話は実に様々なパターンがあるが、私は、そんな中でも、目的やテーマを決めずに、会話することも結構好き…

ベトナムの地下鉄の開業がまたまた延びた話・・・

ここまで来るともはやオオカミ少年!? 10月5日の日経産業新聞に、大きく、ベトナムの地下鉄の開業が延びたと特集されていた。 この記事への反応は、ベトナムとの関り度によって、大きく違うと思う。 ベトナムは、コロナ禍を挟んでいるとはいえ、経済成長…

ワープロが画期的だった時代

今、音声認識技術の進化のスピードは速い。 世間でも、ビジネス用の議事録作成ソフトのPRも目立つ。実際の実用性としては、まだまだ、途上である。当然、話し言葉を全部テキスト化する技術も難しいが、それを更に議事録にまとめるとなると、もっと難しい。…

リスクについてあれこれ考えてみる

かつて今ほど、リスクを意識した時代があっただろうか?今、仕事しても普通に生活しても右を見ても左を見ても。リスクという言葉のオンパレードである。 私も仕事柄、企業支援をしている中で、リスクマネジメントや情報セキュリティリスク対策の仕事をしてい…

ITプロデューサーという仕事の今

ITが世間で騒がれだした20数年前、SE(システムエンジニア)の役割が、問い直された時でもあった。SEとは、PG(プログラマー)と対で存在する。 いわゆるコンピューターを動かすソフトウェアを作成する仕事である。 一戸建てのオーダーメード建築…

チームワークが見えないテレワーク

テレワークが普及しつつある中、様々な課題が浮き彫りになっている。 新しいことを始めると、何事もそうで、だんだんと、新たな問題やデメリットに気づきだす。特に、コロナ禍をきっかけに、世界中でオンライン体験が一気に進んだ。ビジネスでは言うまでもな…

仕事の手戻りをいかに防ぐか

仕事ができる人とそうでない人の差は何か? それが仕事スキルの差です。と言いたい人も多いだろうが、もっと具体的に言うと、業務や専門的な仕事をこなすスキルに目が行きがちだが、私はそうでないと考えている。 仕事ができる人は、事前の準備が万全である…

自分のプロフィールをどう書くか?

今、世の中で、自分のプロフィールを書いて公表する人が劇的に増えている。 理由は、SNSでの情報発信や投稿する際に、プロフィールを書くことが当たり前になっているからだ。考えたら、すごい時代になったものだと思う。 SNSやブログがなかった時代、…

電子ファイルの更新管理はとても難しい

整理整頓は得意だろうか? こんなことを聞きながら、私はどうかと言えば、整理整頓を毎日しなさいといわれると、結構しんどいタイプだ。一方で、仕事においては、ある程度の期間では必ず、整理整頓する。 ただ、プライベートではそうでもない。正直、時間の…

あるものを使う、ないものはできるのを待つ時代

ITの世界ぐらい新商品やサービスが次々と登場する業界は他にないだろう。 もともと、ソフトウェアは目に見えないものである。だから、世の中に氾濫していても、実態がつかみにくい。 もちろん、他の業界も新商品が次々と登場する。明らかに日本は、モノ余…

新入社員にヒューマンエラーを教えるなら・・・

私は、仕事はヒューマンエラーとの永遠の闘いかもと思っている。 仕事でミスをしない人は世の中にいない。 そもそも、日常生活を含めて、ミスをしない人はいない。ミスとはトラブルや失敗の事である。 “私、失敗しないので”。あの有名な医療ドラマ、ドクター…

画家と画商の話は奥が深い

最近、画家の方との接点が増えてきた。 もともと、私は絵を描くのも観るのも好きで、今でも、もし時間と機会があれば、画家になりたいと言う願望がある。 実際、コロナ禍が始まった時、海外などの移動が急になくなって、しかも、在宅やテレワークモードにな…