近藤昇の「仕事は自分で創れ!」

「仕事は自分で創れ!」ブレインワークスグループCEOの近藤昇が、日本とアジアをはじめとするエマージンググローバルエリアに対する思いやビジネスについて発信します。

2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

“感じるメディア”の創造を目指して

“感じるメディアを目指して” 去る2月23日、私が運営する出版会社(株)カナリアコミュニケーションズが主催した第2回カナリアフェスタ。 私の挨拶のスピーチのタイトルだ。 “感じるメディア”は聞きなれないと思う。現在、商標申請中だ。 カナリアフェスタ…

日本は本当に大丈夫なのか?それとも覚醒の寸前なのか?

会社経営をしていると、人並み以上に日本の今が気になる。 毎日のように、経営者や専門家の方々と色んな場面で情報交換したり議論はするが、やっぱり総じて、日本は大丈夫か?という心配が皆さん先に立つ。私も同じだ。 なかなか、この心境を説明することは…

アナログ派は中途半端なIT活用はしない方がマシ

今日は、IT活用について徒然に書いてみたい。 今どき、なんらかでITを仕事で使っていな人はほんどいないと思う。 少なくとも、現役世代であれば、最低スマホを持っていて、メールのチェックをしたり、SNSのメッセージ機能を使っていると思う。 今であ…

習い事は何をするにしても第一歩はハードルが高い

箏を習い始めて、そろそろ4週間になる。 早朝に毎日、10分前後の練習をしている。 なかなか、上達しない。基本的に一人で練習はしているので、独学に近い。テキストを見たりネットで調べたりしながら進めている。 最初に比べると多少は、引き方の初歩の初…

プロスポーツの世界にもITが益々浸透する時代

テニスの全豪オープンで、大坂なおみ選手が優勝した。 23歳にして、これでメジャー大会4回目の優勝である。日本人の優勝は、日本にとってもとても嬉しい結果だ。 私はもともと、スポーツをするのも観るのも大好きだ。実際、大学生の時にミーハー的発想で…

なぜ、人が似て来ると変化に弱くなるのか

似た者同士という言葉がある。 類は友を呼ぶという言い方もある。 友だち、同僚、チーム、組織、夫婦などなど。 人は、自分と似た人と積極的に様々な関係性とつながりをつくる。 人間は社会的動物であり、一般的な動物と違って、人とつながることによって、…

ボトルネックを解決する方法は意外と簡単

ある程度働いている人で、ボトルネックを知らない人はいないと思う。 私も長年仕事しているが、ボトルネックという問題と言うか現象と言うか。 人間の性だと思うが、毎日のように何らかでこのボトルネックと闘っている。 仮にボトルネックという言葉を知らな…

中小企業のIT活用が成功するラストチャンスとなるだろうか?

いよいよ、デジタル庁が創設される。 約20年前に、電子政府構想を大々的に打ち出した日本が、言うだけ番長に終わらないことを願いたいが、政府のデジタル活用もさることながら、中小企業のデジタル活用の行く末もこれからの日本のとても大きな課題だと思う…

日本人がもう一つの日本語を学んで使う必要性

今、海外で日本語を学んでいる外国人はどれだけいるだろうか? 最近だと約385万人というデータもある。 当然、英語に比べたら圧倒的に少ない。 私は、ベトナムで20年以上ビジネス活動してきた。特に日本語を学ぶ新興国の人達には関りが深い。 ベトナム…

コツコツとすることの大切さを改めて痛感する毎日

今、仕事で一番大切にしていること。 とにかく、するべきことを一つずつ確実にこなすこと。 一般的には、ToDoという概念ではあるが、私は、それよりも気になったことは全てと言う感覚だ。 少し未来の事で言うと、やりたい事業や新しい挑戦は山のようにあ…

規則正しい行動と生活をしてみて分かったこと

規則正しい行動や生活というと、私の人生では、真っ先に中学や高校時代を思い出す。 私が生徒だった時代よりは随分と学校は乱れているとはよく聞くが、一般的には人間は、こういう時期に規則正しい生活や行動の下地ができると思う。 私のようなノー天気で、…

過少な心配、過剰な心配、リスクに対する人の心理の不思議

車と飛行機、どちらが安全か? と聞かれると、大抵の人は車と答えるだろう。 飛行機の事故は衝撃的だ。 だから、飛行機の方がリスクが高いと思ってしまう。 実際、事故の確率を計算していくと、車の方が遥かに高い。 私も1年前までは飛行機も車も四六時中乗…

情報はグローバル、生活はローカルが最適な時代

東京に行けば情報が溢れている。 日本の最先端で仕事をするには東京に行かなければ。せっかく起業して挑戦するならやっぱり東京でないと。 私も30代半ばになる創業4年目ぐらいの時に、こういう意識が強くなった。 それは、周囲の経営者仲間などにも触発さ…

我流で教える事の功罪を考えて早30年

人に何かを教えるのが好きかと聞かれれば、 結構好きな方です。と答える。 では、人に教えられるのは好きかと聞かれれば、 嫌いです。と答える。 これだけの話だと、単に近藤は変わったヤツで終わりそうな自覚はある。 まず、人に教えられる方だが、人に教え…

私がプログラマーだった頃と今の違い

ちょっと業界用語だが、 ITの世界で、ローコード、ノーコードというキーワードが流行っている。コードとはプログラミングコードのことだ。 今、小学校でプログラミング教育が始まった。 私はその目的に未だに懐疑的だが、体育や美術、音楽などの位置づけな…

見える化が今年の流行語大賞にならないだろうか

“見える化”があちこちで目につくようになった。 もともと、企業のコンプライアンス強化が叫ばれだした頃、内部統制の強化の流れでも“見える化”は重要視されてきた。 今、コロナ禍のなかでの“見える化”も喧しい。 例えば、人の接触の“見える化”、感染者数の“…

私はコンピューターの代わりをしているのだろうか?

私が仕事でコンピューターを使わない日はない。 少なくともこの20年はそうだ。 特に、スマホが登場してからは、常に持ち歩いているので、私はコンピューターが必需品である。 ただそれは仕事においてであり、日常生活では、今でもスマホがなくても支障がな…

BtoBを視るとより社会が見えてくる

またまた、学生の就職活動が始まる時期が来る。 コロナ禍の影響で去年から就職活動が様変わりした。今年もこの流れは続きそうだ。 春先から日本の名物とも言える、リクルート服に身を包んだ学生が街を闊歩する姿は今年もお目にかかれそうにない。 こういう日…

記録の時代にフェイクニュースは減っていくのか

皆さん、フェイクニュースに騙された、痛い目に遭った、振り回された。こんな経験はお持ちだと思います。 フェイクニュースを私になりに、簡単に日本語訳すると嘘の情報、偽情報ということになると思うが、仕事柄もフェイクを見分けるスキルを身に付ける必要…

これからの起業家にも新規性が本当に必要なのか?

起業家が増えない。 国も民間も躍起になって起業家を増やそうと支援したり政策を矢継ぎ早に出したりする。 こういう状態は、少しは変化はあるにしても、もう20年ぐらい続いているように思う。 私が31歳で創業した時、しばらくしてから第三次ベンチャーブ…

“記録”の時代に“記憶”に残る仕事をしてみたい

“地図に残る仕事”をしてみないか? もう何年前だろうか? TVのCMかベトナムの看板だったかは定かではないが、このフレーズを見た時のゾクゾク感が今でも体に残っている。 世の中にキャッチコピーは沢山あるが、私にはとても強烈なインパクトがある言葉で…

図がなくては仕事にならない理由と今後の取り組み

私は、ほぼ毎日、なんらかで図を作成する。 経営者としての立場と現場の仕事の両方をしているので、図もそれに応じて使い分ける。 経営戦略や事業計画などは必ず図を使う。 そして社内での説明資料、外部のステークホルダーへの説明、セミナーなど使い方は多…

何でもかんでも早ければよいというものではない

どうして人間は、スピードに興奮し魅了されるのだろうか? 競争型のスポーツは皆そうだ。陸上、水泳、マラソン・・・ よく考えてみたら、こういうスポーツはスピードを競うものと言っても過言ではない。 野球にしてもメジャーリーガー大谷選手の球速にワクワ…

消費期限も賞味期限もなかった時代に育った私たちの役割

食品ロスは、今や日本人に認知されつつある深刻な問題の一つだ。 だからと言って、この問題が解決に向かっている訳ではない。 単純化して言うと、日本は食料の3/1を輸入して、総和の1/3を捨てている国だ。 もちろん、消費する生活者だけの問題ではない…

テレワーク成功の秘訣は自立と自律が基本

1年ほど前から発生したコロナ禍によって、日本の働くスタイルが変わった。 とは言え、それはもともとオフィスワークしていた人にとってだ。もちろん、それ以外のいわゆる現場仕事の人達は、平時の何倍もの神経を使いながら業務にあたっている。本当にありが…

追い風と向かい風は人生の醍醐味

最近、飛行機に乗っていない。 空を飛んでいた感覚が薄れつつある。 次、いつフライとするかは未定だ。もちろん、どこへ行くかも未定だ。 あれだけ飛行機に乗っていた頃がすでに過去のものとなりつつある。 飛行機に乗っている時間は、日常とは違って色々と…

青春ドラマのような会社が当たり前になる時代

最近、一時的に車を使う機会が多くなった。 自然と音楽を聴く時間が増える。 私の音楽のレパートリーは、一般的と言うか、普通のおじさんだと思う。 少なくとも、最近のはやりの歌はほとんど知らない。何か特別縁があるとか、街角で流れているとか、そんな感…

知らないことを知らないと言える勇気と思いやり

知らないことを知らないと言うには、結構勇気が必要な場面がある。 それはなぜかというと、一言でいえば、自分の評価や価値が下がるのでは、という心理に尽きるのではないかと思う。 かみ砕いていくと、この背景には色々と奥が深いものがある。 思い付くシー…