久しぶりの海外、久しぶりのベトナム。 日本国内の飛行機には乗っていたが、ほぼ3年ぶりに海外へフライトした。 遠い記憶のようでもあり、この前のようでもあり、ほぼ3年前の今頃、私はベトナムにいた。 約20数年前から、毎月のようにベトナムに渡航して…
自分自身の子供の頃の原体験というのは、人生の土台だし、故郷でもある。 学生時代は、とにかく、田舎を離れ親元を離れ、開放感の中、自由に好き勝手に日々を過ごしていた。 学業はそっちのけで、ひたすら遊んだ。今にしてみれば、懐かしい貴重な時間だった…
自然産業と聞いて、皆さん、ピンと来るだろうか? まだまだ、知られている言葉ではない。 産業と名がつくから、新しいビジネスの事と感じるだろうか?とは言え、なんとなく想像の付きやすい言葉ではある。 実は、自然産業は、株式会社自然産業研究所の名前の…
ずっと前から思っていることなのだが、プロスポーツ選手のコーチってどういう役割なのだろうかを考えると結構奥が深い。 まずは、アマチュアのスポーツのコーチを考えてみる。こちらは、比較的に分かり易い。 アマチュアが頑張って上手になるのをサポートす…
仕事は人生の中で、どれだけのウエイトかを考えることがある。 日本人の働き方は、外国からは働きすぎと揶揄されて久しい。当たっているところと、誤解のところもあると思う。他の先進国も働く人は働いている。要は、働き方の問題だと思う。 例えば、創業者…
スポーツやアーティストの世界を見ていると、本番と練習は明確に別物だと思える。 もちろん、外からそう見えていても、本人としては、本番なんだけど、実は練習も兼ねていると言うことはあるかもしれない。 ただ、プロであれば、それは外には見せてはいけな…
会社経営のやり方や方法は一つではない。 実際やってみたたら分かるが、きっと、引退するまで試行錯誤の連続だと思う。 私自身もそろそろ30年になるが、こうやれば上手くいくと言う感覚はあるが、それが10年通用するかと言えばそうではない。 今、お付き…
勘が鋭い、直感の人だ。 世間にはこういう風に評される人がいる。 少し古いが、プロ野球の長嶋茂雄氏が典型だろう。カンピュータの人と、言われていたことが今でも記憶にある。真実は私には分からないが、実は、長嶋氏は、緻密に考察する、熟慮するタイプで…
私たちの日常生活や仕事において、とっても重要なんだけど、ついつい、疎かになったり後回しになったりする事は、結構多い。 結局、人間は、目の前の事、今の事、極端に言えば、切羽詰まったことには意識は高いし、それに関する行動はできやすいが、大事な事…
ベトナムと日本を行き来してきた約20数年。 両方の国ともIT社会の進展は目を見張るものがある。こういう中で、お互いのギャップに目を向けると、様々な事が見えてくる。 その一つに、IT活用の中の情報セキュリティがある。 今、日本では、急速にリスク…
自分は悲観主義だとか、自分は悪い方に物事を考えるタイプだとか、こういうことで日常悩みを抱えている人は多いと思う。 まして、日本は先進国の中でも突出したストレス社会である。しかも、これは少なくとも30年以上変わらない。私も時々、この原因は何だ…
もう15年以上前になるが、近い将来、自分の会社の上司が、アジアの人だったら? と、セミナーや執筆の機会に問いかけた。 加えて、自社の新卒採用の説明会でも、結構話していた。 昔からそうだが、いわゆる外資系の企業(概ね先進国)で働くと、上司は外国…
今、世間ではChatGPT(チャットジーピーティー)騒がしい。私の周りでもとても盛り上がっている。とは言え、まだ、知らない人も多いと思うが、Microsoftの最新AIチャットサービスだ。 そんなことで今回はAIの話しにしようと思う。 仕事柄もあるが、もと…
長年仕事していると、どんどん退化していく能力がある。これは、仕事だけとも限らない。 それは、思い込んでしまうという癖や習慣だ。 ある意味、本能的なところから生まれるものではないかとも思う。 どんな人でも、基本的には、安定的に穏やかに生きていき…
人前には出てない、目立たない、謙虚である、控え目である。あまりその活躍や存在が知られていないけれども、とても重要な人。 縁の下の力持ちという言葉には、こんなニュアンスがある。 語源を調べてみても、予想通り。 今、縁側がある家は、都会では見当た…
理論より実践である。 これは、仕事に限らないが、現場で実際に実践している人の言い分である。 私もこれに同意するところはある。言うだけ番長になりたくないので、理論が先行しそうになったら、現場に行く。 この逆で実践より理論という話は、聞いたことが…
起業も創業も、私がずっと関わって、気にしてきたキーワードだ。 私は結果的に31歳で起業したし、そもそも創業という活動が好きだ。 今、世間でも起業を推奨するブームを感じる。 この30年間で考えても、起業が流行った時期が何度かあった。私が起業して…
情報はタダである。 日本ではこういう考え方が長く蔓延していた。 私が起業した頃、中小企業の経営者の多くは情報はタダでもらえという感覚が主流だったと思う。その頃、中小企業向けの有料の情報提供などは成り立たないと言われていた。 実際、中小企業向け…
人間、色々なタイプがある。これは、どこの国の人でも変わらない。 私の場合は、日本人だけではなく、ベトナム人などのアジアの人やアフリカの人と、仕事をしているが、基本的な事は変わらない。 彼ら彼女らを部下として見た場合、何か指示を出すことは多い…
人間関係を好きな人もいれば、わずらわしいと思う人もいる。 人間関係の中で疲れ果て、ストレスが溜まり、悶々としている人がいる。 人間が社会的動物である以上、人間関係を避けて生きることは難しい。 ただ、必要以上に人間に関わらなくても、幸せに生きる…
仕事を自分一人で完結する場合と、人に依頼して完結する場合、どらちが難しいだろうか? ケースバイケースで簡単に答えられるテーマではないが、仮に、自分がある分野のエキスパートとして自他ともに認められる状態だったとして、それを人に任せることから考…
毎日変わらず行う基本的な仕事は何か? その一つは、スケジュール管理であると言える。 時々、過去の書類の整理をしていて、印刷した昔のスケジュール表に出くわすことがある。見た瞬間に思い出す。スケジュールに記載されている面会やMTGの数々。 先日も…
結果に一喜一憂しない人は、世の中にいるのだろうか? 平常心を常日頃意識していてもなかなか難しい。 私は子供の頃、極端なあがり症だった。 だから、人前で何かするようなことになると、心臓がのどから飛び出るぐらい緊張した。 例えば、音楽の授業で歌を…
私が、賞味期限を過ぎているカップヌードルや缶詰を食べていると、私の周りにも驚く人が多い。 正直、賞味期限も消費期限も意味はもちろん知っているが、子供の頃の体験ともったいないという感覚で、今でも、私は、腐っていると確証がないものはできるだけ食…
下手な鉄砲数打ちゃ当たる。 こういう言い方をビジネスで使うと、一般的には好意的には受け取れないと思う。 だが、私は、必ずしもそうは思っていない。 仕事をしていて、世間でも常に、質より量か量より質かの選択は奥が深い。 下手な鉄砲・・・というのは…
医者の不養生と言う言葉がある。 医者でありながら、自分の病気や健康に無関心であったり、ついつい、検査のタイミングを逃してしまっていたりのことを言う。 医者ならそういうことを、絶対に気づきそうに思うのだが、人間はそうではない。 実は医者に限らず…
BCPという聞きなれない言葉がある。 企業経営におけるリスクマネジメントの一環で登場する。 英語でフルで書くと、business continuity planningとなる。日本語では、事業継続計画といったところだろうか。 会社経営において、最大のリスクは事業継続がで…
長年仕事していると、確信に至ることがある。 その一つが、そもそも、一流の仕事、プロの仕事の領域で活動している人は、一体、仕事する人の中でどれぐらいの割合だろうか?と思う。 感覚的な話しだが、1割いれば御の字だと思う。 それも、ある人が一流の仕…
入札マーケットという言葉を知っている人は、ビジネスの世界にどれだけいるだろうか? 日本だけではないが、企業から見た経済活動と言うのは、民間事業と公共事業に分かれる。 公共事業と言えば、建設業などが分かり易い。今でこそ、少なくなったが、年度末…
私が知る限りだが、ベトナムほど、世界の多様な国々との付き合いが多い国は他にないのではと思う。ベトナムは社会主義国であるから、当然、同じような政治体制との国の付き合いは、当たり前にある。 私がベトナムで活動してすでに20年を超えているが、やは…