近藤昇の「仕事は自分で創れ!」

「仕事は自分で創れ!」ブレインワークスグループCEOの近藤昇が、日本とアジアをはじめとするエマージンググローバルエリアに対する思いやビジネスについて発信します。

自分のプロフィールをどう書くか?

今、世の中で、自分のプロフィールを書いて公表する人が劇的に増えている。

理由は、SNSでの情報発信や投稿する際に、プロフィールを書くことが当たり前になっているからだ。考えたら、すごい時代になったものだと思う。

SNSやブログがなかった時代、プロフィールは芸能人や有名人か、経営者やコンサルタントなどの特定の人だった。それが今は、高齢者の方から中学生ぐらいまで、自由度が高い情報発信ができる。ある意味、結構、プロフィールを公開する時の重みが薄れてきたと言えるし、それはそれで悪いことではない。

 

私も、仕事がら著者としてのプロフィール、セミナー講師としてのプロフィール、ビジネス雑誌などの取材記事のプロフィールなど、それなりにプロフィールを作ってオープンにしてきた。

時々、昔のそれを振り替えると、なつかしさと共に、内容の拙さに少々戸惑う。10年前ぐらいのものであれば、もっと良い表現もあっただろうにと思うものもある。書籍などは、印刷だけにずっと残り、そういう時は、次に書く時はプロフィールはもっと念入りに見直そうと思ったりするものだ。

 

プロフィールを複数に出すような場合、統一するのか、発信するメディアによって変えるのかも中々骨が折れる。特に、WebやSNSなどのプロフィールは随時更新ができるだけに、できるだけタイムリーにしていきたい。メンテナンス性を重視するなら、できるだけ複数の個所に出すプロフィールは一緒にしていた方がやりやすい。

 

しかし、複数の顔を持つような人であれば、それぞれ、自分のプロフィールは変えておきたいと思うのが自然で、実際にそうしている人も多い。

 

ところが、今は、ネットで検索すれば、それがまとめて見える時代。そういう見方をする人がどれだけいるかにもよるが、プロフィールが複数出てくると、それはそれで、その方をシンプルに理解するというのは難しくなったりする。

昔のように、特定の人しかプロフィールをオープンにしていなかった時代は、人に最初に会う時に、そこからがお互いの理解の始まりだった。

 

ところが、今は、オンラインにしても直接会うにしても、事前にお互いのプロフィールを確認してから、初対面と言うケースも多くなった。それに加えて、SNSの投稿などを事前に確認して、その方のフィーリングや好みもある程度掴めたりする。

こんな時代を、便利で楽だととるか、面倒くさいととるかは、人それぞれだと思う。

子供の頃から、世の中には自己紹介と言うのがあり、苦手意識のある人も多いと思う。自己紹介とプロフィールの開示はベースが似ている。

 

ただ、やっぱり、自己紹介が難しいのは、基本的に人前ですることで、緊張もするしその反応も気になるしというのがあった。私も今でも時々、自己紹介の場面に遭遇するが、子供の頃の体験があり、やはり、ドキドキするものだ。

 

プロフィールは最近は動画と言うのもあるが、基本的にはテキストだ。

いつでも見直し修正はできる。

こんな時代だからこそ、定期的に自分のプロフィールは見直す習慣も大事だなと思う。

例えば、10年の間の変遷を時系列に並べてみても結構、楽しめるものである。

 

 

以上