近藤昇の「仕事は自分で創れ!」

「仕事は自分で創れ!」ブレインワークスグループCEOの近藤昇が、日本とアジアをはじめとするエマージンググローバルエリアに対する思いやビジネスについて発信します。

2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧

私は何人(なにじん)に見えるでしょうかを話題にする日本人

私は、ベトナムで韓国人としか言われたことがない。 ベトナムにある韓国のコンビニやレストランに行くと、アンニョンハセヨとカムスハムニダと必ず挨拶される。日本語では、こんにちは、ありがとうだ。 ゴルフ場で遭遇しても、やりとりが全く自然で、仲間扱…

脳科学を学ぶことによって、生き方を変えられる時代

人間は弱い。人間は流される。人間は怠け者である。人間は動物である。 こんな書き出しで始めると、人間悲観論じゃないかと思われるかもしれない。 自分も人間、今、お付き合いのある方も人間。 そして、過去の歴史上の人も人間。 そもそも、人類誕生以来、…

仕事で“分かる”と“できる”の違いはどれぐらい大きいか

仕事の初心者の時は、大きく勘違いしやすいのが、“分かる”と“できる”との違いだ。 日本人でも働きだしたばかりの駆け出しの時は、分かったらできるよう思うものだ。 誰しも経験があるが、仕事は思った(分かった)ほどは簡単ではない。 35年近く働いてもこ…

なぜ上司は、結論から先に言いなさい、というのか改めて考えてみた

人が結論から先に求める最大の理由は、時間の節約である。 社会人駆け出しのころは、私も上司から“結論から先に言いなさい”とよく言われたものだ。 最近、私は“結論から先に言いなさい”と言われた記憶がない。もっとも、今、組織のトップだから,流石に部下…

シニアのハッピーライフには、つながりが不可欠である

シニアビジネスに本格的に取り組んで約5年になる。 拙著“もし波平が77歳だったら”の発刊をトリガーにして、一気に活動を始めた。 ビジネスといっても、まずは下地作り。いきなり収益化を考えている訳ではない。10年スパンぐらいでちょうど良いと思って…

オンとオフの切り替え、いずれは死語になるかもしれない

近藤さん、“褒めるか怒るかどちらかにしてください” 創業して間のないころ、元部下が言った言葉が今でも強烈に残っている。 会社を作ると決めたとき、経営者としては駆け出しで未熟でも、会社のスタイルは真っ先にイメージできた。 私の場合は、SOHOワー…

釣りを眺めている訳ではないが、釣りに関心が深まってきた

最近、釣り人に遭遇することが多くなった。 昔の魚が釣れた時の興奮と喜びの感覚が蘇りつつある。 理由は、神戸港界隈のふ頭に朝日を観に行く機会が増えたからだ。 私が知っている日の出の絶景ポイントには、多くの釣り人がいる。 これは考えたら単純な話で…

ライブ配信を一年やってみて分かったこと

ちょうど一年前の今日、ライブ配信を始めた。 第1回目は、ベトナムのハノイのホテルからだった。 そして、今日(2020年11月22日)の朝、80回目のライブとなった。 このライブにはブレワという番組名をつけている。 基本的に毎週、最低1回以上の…

”新興国の地方と先進国の地方が繋がるには、目線が合う事が大事”

ビヨンドコロナで見えてくるベトナムビジネス新時代

ベトナムの動きは常に気になる。 創業以来、新興国ビジネスの中では一番力を入れてきた。 20年以上前からの投資と経験が、そろそろ、活きてくる確信がある。 コロナ前までは、基本的に約20年間、毎月、日本とベトナムを行き来していた。常に現地のベトナ…

掘り出し物の書籍“つながり”を読んで考えたこと、出来そうなこと

ここ最近、こんな刺激的な本はお目にかかったことがなかった。 400ページ近いハードカバーで、それなりにタフな本だ。発刊は約10年前の掘り出し物だ。 私は、“つながり”には人一倍関心が強い。 もともと、私の会社では、BtoBがベースで、経営者同士…

私にとっての淡路島、これから始まることにワクワク感が募る毎日

先週末、淡路島で気のおけない方々と時間を過ごした。 静かな穏やかな気持ちでありながら、ワクワクするテーマが沢山見つかった。 とても充実したワーケーションだった。 特に、南あわじ市とは最近、急速に縁が深まってきた。継続してワーケーション活動を続…

やりたいことが日々増えていく私は、これからどう行動すればよいか?

何かを始めるのに遅すぎることはない。 このフレーズを20年ぐらい前から、ことあるごとに使ってきた。 もともとは、周りの人を勇気づけたり、叱咤激励する意味で使っていた。 江戸時代に50歳過ぎてから、日本の地図を作った伊能忠敬をモチーフにした言葉…

ブログを書きながら学んでいること、これから極めたいこと

そろそろ、毎日ブログを書いて200日が近づいてきた。 ここまでくると、継続は力なりにしたいと強く思っている。 最初の30日間ぐらいは慣れないことを始めたのと、なかなか、時間の調整がうまくいかず結構大変だった。人間不思議なもので、50日を超え…

日本のお家芸の一つ、チームワークは進化するべき時

最近、日本のチームワークは“日本らしさ”がなくなってきているのではと思う。 言い換えれば、乱れているとも言える。 チームワークは特にビジネスの世界で日本のお家芸だと思うが、そもそも、日本のチームワークとは何だろうか? ベトナムなどの新興国でのビ…

社員教育をオンラインを活用して変革できるか?

一気に、オンライン教育が世界で普及してきた。 会社や学校、大学、社会活動など、このコロナ禍がきっかけとなり、利用者が急増した。 ベトナムなどの新興国も日本に就労予定者への日本語教育が一気にオンラインに切り替わった。もちろん元に戻る可能性はあ…

知的ビジネスにおける二刀流で活躍するために必要なこと

ひょんなことで巡り合った本がある。 ハマトンの知的生活だ。 色々なことで知的というキーワードに最近凝っていて、そんな探索の中で巡り合った。 書かれたのは50年以上前、英国が舞台なので、なかなか、背景なども含めて読み込もうとするとタフな本だ。5…

世界の人が平等にコミュニケーションする時代は来るのか?

今、私は、ちょっとした願望がある。 それは、世界中の人と、直接、コミュニケーションすることである。 これは、単純に英語をマスターすることとは違う。 それぞれの言葉の人と、直接、コミュニケーションするという意味だ。 こんなことを書くと、ほとんど…

”【提言2】顧客に正直な商売はどこへいったのか?”

アドリブで話することの意味と価値を考えてみた・・・

昨日、私が随時行っているオンラインライブのブレワで、アドリブについて話した。 (このブログの最後にその動画をリンクしている。) ビジネスでアドリブが使われる場面は、基本的には話する時である。 一般的には、ドラマの撮影などでも、アドリブのセリフ…

テクノロジーの進化は本当に人間を幸せにしているのだろうか?

スマホはいずれ無くなる。 私は何年も前から、仕事の場で話をしてきた。 例えば、日本人向けのセミナーでもベトナム人向けのセミナーでも。 経営者が主体の聴講者の反応は、大半は、疑いと驚きの表情だ。 もっとも、私は数年前から繰り返しているので、私の…

最近なんだか、本との出会いがとても楽しい

2020年もそろそろ終わりだ。 世間的に言えば、コロナで始まりコロナで終わりそうな感じだ。 私の行動で大きな変化は、以前にも増して本とのかかわりが深くなったことだ。 別の言い方をすれば、本にとても強い関心を持つようになった。 これには、2つの…

デジタルの中で人は永遠に存在できる時代

今は記録の世紀と、先日のブログで書いた。 今から100年後、1000年後、いや、もっと先の1万年後から振り返った時、今世紀は記録の世紀として認識されると考えている。 偉人・賢人の活躍、知見、教えなどを知る方法は、時間を遡れば遡るほど、手段は…

自分にしかできない仕事の価値について考える

久しぶりに世間では成果主義や実力主義が、大きな話題になっている。 (この2つは、ほぼ同じ意味なので、以下、成果主義とする) 今更と言う感は無くはないが、 働き方の見直しに、コロナ禍で拍車がかかった今、今回こそは本質的な改革が必要だと思っている…

”彼女に出来ないは無い”

ベトナム人🇻🇳は、優秀です。特に女性は素晴らしい。

アフリカの発展に関わることで日本人が得るものは?

日本のような先進国から見たら、新興国は総じて経済発展が遅れている…と映る。 実際、アフリカの地に訪れるとそのことを実感できる。ベトナムなどの新興国慣れしている私でも、約5年前、東アフリカのウガンダの地に降り立った時の感動は忘れない。 アフリカ…

もし縄文人だったら、ITをどう使うか考え始めた・・・

ITは魔法の杖ではない。 これは、20年前からの私の口癖である。 このフレーズだけでその当時は、本気でビジネスをしていた。 そして、それなりに充実した仕事になった。 しかし今から振り返ると、若かったなと思う。 特に、たった一つの確信だけでも起業…

知的健康生活をお勧めしたい理由と私の取り組み

知的健康生活という表現を聞かれたことはあるだろうか? 株式会社ライフカルチャーセンター(LCC)の代表の澤登信子さんが提唱しているシニアの生活スタイルである。 ライフカルチャーセンターHP 会社情報 | 株式会社ライフカルチャーセンターlife-cc.c…

健全なビジネスを望む生活者の役割と対策とは

とても心地よいニュースを紹介したい。 有名な動画配信のネットフリックスに関しての日経新聞電子版の記事である。 10月20日の記事の内容に、おもわずエールを送りたくなった。 記事の一部を引用すると、 有料会員に対して、“支払いは続けますか?退会し…

日本人らしさと人間らしさを改めて考える

10年ほど前から、人間らしさとは何かに強い関心が芽生えた。 もちろん、それ以前も私は人間には興味がある方だった。好きか嫌いかよりも、人間に関わっていたいという気持ちが強いから、今のような仕事をしているのだと思う。簡単に言うと、人と人をつなげ…