近藤昇の「仕事は自分で創れ!」

「仕事は自分で創れ!」ブレインワークスグループCEOの近藤昇が、日本とアジアをはじめとするエマージンググローバルエリアに対する思いやビジネスについて発信します。

2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧

降りてくる感覚は年々進化する

日常、企画やアイデアやコンテンツなどを発想しないといけない人は沢山いると思う。 私にはコピーライターやCMのプロデューサーなどの憧れの存在がすぐに頭に浮かぶ。一体どういうときに素晴らしい表現やコンテンツを生み出すのだろうか。 音楽家にしても…

自己PRのさじ加減は実に難しい

自分のことを、等身大で的確に相手の人に伝えるのは実に難しい。もちろん、人によってその感覚はまちまちである。 日本人どうしでも、かなり差が出る部分ではあるが、これが国単位で比べると歴然と差が出る。私が、20年以上前、韓国ビジネスに精を出してい…

いつか行ってみたかった、とても身近な島の話

一昨日の話なので、まだ体に余韻が残っている。 私は、たまたまの巡り合わせで、知人数人で淡路島の沼島を訪れた。 しかも、私の滞在時間はたったの3時間半。 一体何のために行ったのと言われそうだが、沼島の紹介は後半に書くとして、私とってのこの島はと…

世間の標準や基準とのギャップの把握は大切である

およそ日本では、小さい頃からの教育にはじまって、中高での教育までは、基本形と型の学習の場と言っても過言ではない。 もちろん、時代の経過とともに変容してきているのは事実だが、それでも50年前と大差はない。そして、社会人になって働くわけだが、当…

そもそも人間に情報がなぜ必要なのかを考えてみた

仕事柄もあるが、最近ずっと情報について考えている。 加えて、このテーマに関する本を昨年から仕込んでいるが、なかなかまとめるのは大変だ。 情報というのはとても漠然としているし曖昧模糊で、具体的とも抽象的とも言える。 例えば、観光地に旅行したとし…

面接に限らないが人の見極めはとても難しい

お互い様での話であるが、人は日常、他人に対して何らかの評価や判断をしている。 何かの縁で初対面で、ほとんどの人が相手の人のことを見極めようとする。 たいていの場合は、それまでに自分がお付き合いがある、あるいは関わったとことがある沢山の人と照…

人間のインプットとアウトプットとそのバランス

誰かに何かを伝える。 仕事では欠かせない行為だ。 私の場合だと、社内のスタッフとのミーティングということもあれば、セミナーで特定の相手に話をすることもある。最近では、オンラインでのライブということも多い。 ITの世界では、"コンピュータ、イン…

これからの学びのあり方を考える

いつの時代も学びは大切である。教育のあり方は常に時代の変化とともに試行錯誤を繰り返している。そういう意味では、今まさに、教育の大きな変革の時期にあると思う。 最近は義務教育の内容も大きく変わってきた。今は、小学校で英語やプログラミングという…

友にも色々あるが友は人生で不可欠

先日、ふと朋友(ほうゆう)が気になって意味を調べてみた。 《「ぼうゆう」とも。「朋」は同門の友、「友」は同志の友》ともだち。友人。 デジタル大辞林では、こういう意味とある。 なるほど、正確には分かっていなかった。 そして色々とネットで調べてい…

どうして日本人は遅れていることをそんなに気にするのか?

最近気になることがある。 私が活動している世界でも、日本は遅れていると言う話題や会話がやたらと多いと感じる。 何と比べて遅れているのかと言えば、それは外国だ。では、何をもって遅れているかと言えば、まちまちだ。 今一番、ホットなのがデジタル化だ…

顧客満足度向上から個人満足度主導の時代へ

今や顧客満足度向上のために、企業が努力するのは当たり前になった。 ふり返ってみれば、右肩上がりで経済成長を続けた時代、いわゆる高度経済成長期は、人口ボーナス期を背景に、顧客は増えるし所得は増える一方だった。 いわば、顧客が欲しいものを作って…

働くことの意味は国の進化とともに変わる

私がお勧めしたい本がある。 “なぜ僕らは働くのか?”池上彰さん監修の本である。 この類の本は、昔の村上龍さんの“13歳のハローワーク”をはじめ色々とある。 そんな中では池上彰さんの本は、最新であり現代にとてもマッチしていると私は思う。 マンガも含…

大学時代の麻雀を思い出す出来事

今年で還暦になる。 私が社会人になった頃で言えば定年の年である。 実際に、私の世代は、どういう形にしろ60歳までは働く事を前提に会社に入った。 22歳として38年間だ。 新人の頃はとてつもない先に思えた。実際にその当時の60歳の人は、無事定年…

もしインターネットを使わない生活をしたみたら・・

ふと、考えてみたら、インターネットを使わない日はない。 正確に言えば、パソコンを使わない日は時々あるが、スマホを使わない日はない。 まず、通常の生活では、色々と情報は見るが、プロスポーツの結果を四六時中気にしている。 同じような人も多いと思う…

よそ者が必要な理由が分かったような気がする

昨年、年の瀬の慌ただしい中、頑張って四国の真ん中辺を訪れた。 徳島県を東西に流れる吉野川の上流付近と言ったほうが分かり易いかもしれない。 にし阿波と称する、吉野川の両側に山が連なり、なかなかの風光明媚なところだ。 徳島県出身の私にとっても、と…

この年末年始のコミュケーションは大変だった訳

それは年々感じていたことだった。 年末年始の挨拶は、昔はとてもシンプルで風情があった。 ところが、電子メールが登場して趣が変わった。 私もご多分に漏れず、それまでは年賀状だった。 プライベートでは、学生時代の友人中心に毎年恒例の年賀交換。 仕事…

“農業”は実に奥が深いし皆が学ぶべきこと

最近、“農業”にハマっている。 私が関わっている自然産業研究所で農園を始めたこと、アグリスマスターズという農業そのものを一般市民にも身近なものにする活動を中心とした新会社も昨年末に創った。 そして、農業に関係する知見を得るために、農業関係者と…

自分への先行投資は大切だけどなかなか難しい

私の周りには、お元気なシニアが沢山いらっしゃる。 総じて、皆さん好奇心旺盛だ。 もちろん、お元気な理由は医科学的にもすでに確立されていて他にも幾つかある。 まずは好奇心旺盛とは、どういうことかを考えてみたい。 私もそういうタイプなので、私見か…

私の考えるワーケーションの進化

昨年末の1か月ほど、久しぶりに直接の面会を増やした。世間の状況に合わせて、自分なりに試してみたかったことがある。 一つは、面会時間の短縮だ。 すでにブログにも書いているが、効率性だけを考て準備さえしっかりすれば、よっぽどの商談でない限りは3…

農家さんからもらう野菜はどうしてこんなにありがたいのだろうか

昨年の秋、現役農家さんから、沢山の野菜を頂いた。 エリアは色々で、ご縁がある方々からである。 北海道の当麻、下関の川棚温泉、丹波の笛路村、南あわじ。トマト、大根、白菜、キャベツ、ジャガイモ・・実に色々なものを頂いた。 当たり前の話だが、今どき…

人間にとってITとは何かを考える理由

日増しに人間がITに関わる機会が増えている。 これは、仕事の話だけではない。 また、IT業界というとても狭い話でもない。 かつて、通信や移動手段の進化が人間の生活やビジネスのあり方を劇的に変えてきたように、ITもそういう分類としてはとても強力…

妥協と協調は紙一重?

日本人は国内でも海外からも、協調型の人が多いとよく言われる。 実際、私もそういう話題に参加することもあるし、自分以外の日本人を見て、そう実感することも多い。 ビジネスの世界でのイメージとしては、欧米などに比べて、日本人は自己主張や押し出しが…

人間の多面性について思うこと

この年になって改めて、人との付き合いは奥が深いと思う。 そもそも、仕事やプライベートでお付き合いしているとして、本当にその相手の事を心底理解できているのだろうか?と思うことが日常茶飯事だ。 馬が合うかあわないから始まって、類は友を呼ぶ、同じ…

日本と新興国の人材教育はお互い様である

日本の会社が新興国人材を活用するときに、最初に気にすることは、日本語である。 日本の会社だから日本語を習得してもらうのが当たり前という考え方を否定するわけではない。 例えば日本にある英語圏の外資系の会社が、日本で活動する際に日本人の社員に英…

仕事のための人付き合いと人生のための人付き合い

人との付き合いは、実に楽しい。 と言いたいところだが現実はそうとも限らない。 やはり気を使うし面倒くさい付き合いもあるし、できれば付き合いを止めたいことも正直ある。 それでも大人として責任ある立場としては、我慢も必要だ。 もっともこれは、一方…

のみニュケーションと社員旅行のこれから

私が社会人になった約40年前、普通にのみニケーション(またはノミュニケーション)と社員旅行はあった。 初めての社会人になった時。それが当たり前だと思っていた。 毎晩のように先輩におごってもらった。特に一年生の時は、1次会にはじまり2次会3次会…

最近改めて都会の存在を考えるようになった

最近、私にとっての東京の存在が大きく変わってきた。 以前もコロナ禍になってからの東京とのかかわり方をこのブログに書いたことがあるが、シンプルに言うと、私の東京滞在が激減しますますホーム感が薄れてきた。 コロナ禍以前は、新興国、東京、神戸が私…

時間を如何に上手に使うかは日々なる課題

人間にとって時間とは何か? こういう専門書もかつては何冊か読んだことがあるが、今もって、時間の使い方を上手にする方法はないものかと模索している毎日である。 そう言いながら、慌ただしく毎日が過ぎていく。 実際に年を重ねてくると時間が経つのが早く…

越日国交樹立50周年への想いと決意

新年早々だが、来年の2023年は私にとっても当社にとって特別な年になる。 20年以上前から私たちが活動してきたベトナムと日本の国交樹立50周年の年だからだ。 もともとはベトナムは、ビジネス目的で進出したが、今となっては半分以上その目的が変わ…

2022年はいつになくワクワク感が半端ではない

私にとっての新年は60回目だ。 もっとも、新しい年の初めを意識しだしたのは年賀状を書くようになってからの小学校の中学年ぐらいだからではないだろうか。 それまでは、餅つきをする、大掃除をする、親戚が集まる、お年玉をもらう。子供心としてのとても…