近藤昇の「仕事は自分で創れ!」

「仕事は自分で創れ!」ブレインワークスグループCEOの近藤昇が、日本とアジアをはじめとするエマージンググローバルエリアに対する思いやビジネスについて発信します。

体が軽い日とそうでない日

朝起きて、今日は体が軽いと感じる瞬間がある。

一気に気分が乗ってくる。

起きてすぐにわかるものではないが、朝のルーチンであるストレッチや軽めの筋トレをしていたらすぐにわかる。

 

こういう感じは、この数年前ぐらいからだ。

というのも、私ぐらいの年齢になると、皆さんも共通していると思うが、だんだんと昔と違う事を痛感すると言うか、納得すると言うか、当たり前になってくる。

 

そもそも、人間の体力は40代から落ちて来るとも言われるし、スポーツの世界では、種類によるが、30代半ばから下降線のものもある。

私のように、一般のビジネスパーソンの領域だと、極端に身体的な衰えは、活動や仕事には影響しない。私も自他ともに認める、結構元気な方だ。体力も人並み以上にはあると思う。

 

実際、コロナ禍前までは、新興国を飛び回っていた。突然のフライトのキャンセルや大幅なディレイなど、日本にいたらほとんどないアクシデントなども疲れを助長する。そういう意味では、慣れと体力勝負のところがある。

 

朝起きて体が軽い日は、自然と元気になるし、色々と活動に対する意欲が湧いてくる。

私ぐらいの年齢になると、高齢化社会では当たり前のフレイルということも意識にある。要するに、だんだんと身体的能力が衰えていくことである。体が軽い日を特別に感じるという事は、反対に言うと、そうでない日が増えている訳である。

 

例えば、30代の頃、仮に体が重い、あるいはダルイと感じるとしたら、連日の飲み会で寝不足で疲れている時、それから風邪などの病気ぐらいだった。急に慣れない運動した時は、筋肉痛は出るが体が重いと言う感覚にはならなかった。

 

それが最近では、どうして体の調子が悪いのかの原因を考えるのが日常になった。例えば、数日前、少し遅くまで飲んでいたことが原因の時もあれば、仕事でトラブル続きで疲れている時、たまのゴルフが1週間後に応えてきたり。結局は、そういう原因を知ることによって、未然に防ぎたいと思っているからである。

 

私が平均的ぐらいだとは思っているが、同年代と話しても、疲労が残りやすい年齢ではあるのは間違いない。

今、日常で私より10数歳、時には20歳以上の方と多く接点があり、実際にコミュニケーションも多い。コロナ禍で制約はあるが、それ以前は飲むことも多かった。

そういう方々と接していると、スーパーシニアに思えることが結構ある。

理由は簡単で、自分のこういう体力的な下降線を未来につなげると、もっと、身体的には大変だと思えるからである。それを表に出さないのか、あるいは、実は、その年齢に適応すると、そもそも、今日は体か軽いとかそうでないとかは感じなくなるのか。

 

はたまた、心身と言う言葉があるように、心の方が極端に充実してきて、身体の衰えをカバーするのか。直接的にご当人に聞くことはあるが、最終的には実際に自分がそうならないと分からないと思う。

 

今のところは、たまにある、とても体が軽い日のありがたみを噛みしめて、そういう日は過ごしたいし、そうでない日は、それなりに適応していこうと思っている。

 

今日は、こんなブログを朝から書いた動機は、久しぶりに体が軽かったからで、このことが、1日の結果と因果があるのかも試してみたい1日の始まりであった。

 

 

以上