近藤昇の「仕事は自分で創れ!」

「仕事は自分で創れ!」ブレインワークスグループCEOの近藤昇が、日本とアジアをはじめとするエマージンググローバルエリアに対する思いやビジネスについて発信します。

秋の気配が日々深まっている中で・・・

四季の中で、どれが一番好きか?

考えてみたら、今は、秋か春と思っている自分がいる。

昔、学生の頃は、スキーに没頭していて、冬が一番、楽しかったように思う。

そして、ベトナムなどの南国に行き出してからは、やっぱり夏だと思っていた。情熱的だし、開放感がある。東南アジアなどにどっぷりはまっていた時期は、日本の四季折々の季節感が失われていくもので、春や秋をじっくり味わうことなく、日本と海外を往復していた。 

 

私の場合、それがコロナ禍で一変した訳である。

私は、この2年半以上、日本国内だけに滞在している。これは考えてみたら、30年前ぐらいの感覚である。今はコロナ禍になって3回目の秋だ。

 

今年もとても暑い夏だった。昔、夏が昔大好きだった私も今は、はったりでも夏が大好きですと、屋外で走り回るほどの元気はない。せいぜい、真夏のゴルフをたまにする程度だ。

そして、台風が連続的に日本にやってくる感じも、久しぶりに味わっている。だんだんと、雲が秋の様子に変わって来た。この季節の変わり目には、寝冷えもして少々風邪気味だった。

 

来年の秋はどこでどうしているかは分からないが、今年は、秋をしっかり味わってみたいと思っている。昔から、読書の秋とよく耳にした。食欲の秋とも聞いた。他にあっただろうか?

読書に関しては、だんだんと夜が長くなるので、読書も落ち着いてできるからだと思っている。ただ、私は、いまだにそういう習慣はない。

 

食欲の秋と言うのは、夏バテも終わって、胃腸も回復する。そして、何といっても古代から秋は収穫シーズンだ。様々な秋の食べ物がある。

私にとって、秋と言えば、サンマが定番だった。ところが、気付いてみたら、生さんまの塩焼きをこの2年食べていない。サンマが高騰しているのと、コロナ禍で居酒屋に行かなくなったこともある。今年こそは、おいしいサンマをたっぷりと食してみたいと思っている。

 

 

秋の最高の楽しみの一つに紅葉がある。日本だけとは限らないが、広葉樹も沢山ある日本の秋は見事な紅葉があちこちに見られる。春の桜もすばらしいが、秋の紅葉も見応えがある。今年は、ゆっくりと紅葉狩りをしてみたいと思っている。

とは言え。現実は、近場の山にちょっと出かける程度になるかもしれない。

 

秋から冬へ向かうこの季節感も独特のものがある。日本人は特に、四季の移り変わりの中で、様々な生活様式や習慣を生み出してきた。神道と相まった行事も地方独特のものが数えきれ無くある。それと連動して、行事食がある。最近、農と食にビジネスとしても結構関りが出てきた。こんな最近の変化の中かから、秋を味わいたいと言う気持ちも高まってきた。

また、海外に行き出したら、失われてしまうかもしれないこの日本の季節感。

改めて、大切にしたいと思うし、日本の四季を数年間味わってみたいとも思う。

 

やっぱり、秋はどこか哀愁があり、さみしさがあり、はかなさがあり。物思いにふけりたくなる季節感を今、堪能しているところである。

 

以上