近藤昇の「仕事は自分で創れ!」

「仕事は自分で創れ!」ブレインワークスグループCEOの近藤昇が、日本とアジアをはじめとするエマージンググローバルエリアに対する思いやビジネスについて発信します。

デジタルデトックスが必要な時代にどうすれば快適になるのか?

デトックスという言葉を存じだろうか?

 

ウィキペディアから一部引用すると以下である。

 

デトックス(detox)は、生理学的・医学的に生物の体内に溜まった有害な毒物を排出させることである。この呼び名はdetoxification(解毒、げどく)の短縮形である。

 

 

ここだけ読んだとしても、健康や医療に関することだと直ぐにわかる。

実際に、都会の街を歩いてもデトックスを謳い文句にするマッサージやリラクゼーションサロンをよく見かける。

 

まあ、自然派の私としては、心身のデトックスを仮にするとすれば、やはり、田舎に行って海や山や川に触れてノンビリとする選択をする。

 

コロナ禍でもクローズアップされているが、免疫力を高めたり気持ちの安心感を求めて、自然回帰に向かっている。人間は何かと行き過ぎる、のめり込む。結果として健康を害する。 

 

特に今の時代、心身の健康を害する人がとても多い国が日本だ。

遺伝的に几帳面で神経質な特性もあるようだが、一方で、やはり、先進都市になり過ぎたのだと私は思っている。江戸時代ぐらいの規模が、国土面積からしても一番最適であったように思っている。

 

では、デジタルデトックスとすれば、何を思い浮かべるだろうか?

デトックスを細分化した一つだと思うし、デトックスを必要とする現代の日本人の生活を乱す最大の要因の一つがデジタル社会であるともとれる。

 

私は、仕事柄も誰よりもITツールを日常で使っている。また、ITに関するビジネスの仕事も多い。逆に言うと、ITが絡まない仕事はほぼないと言える。

こういう環境に30年近く身を置いてきた立場からすると、デジタルデトックスは絶対に必要だと思う。

今、スマホでも便利な機能が沢山ある。そもそも、スマホの全機能を使いこなしている訳ではないが、仕事のど真ん中で使っている部分と、なにげに習慣で使ってしまう部分が混在している。

 

そんな時、あなたのスマホ操作の分析なる機能を時々眺めては、驚くというかあきれたりする。

実際に、目が覚めている時間はずっと、何ら化でテマホを触っているからだ。

ある意味、中毒とも言える。

きっと、こんな状態になってしまうと、人によってはデジタルデトックスが必要なのだと思う。

 

私は適度に、自然に触れたり都会の花や自然を観賞したりしているので、まだ、バランスをとっているほうだと思うが、ITやデジタルに精通していない人たちのことが、仕事柄心配になったりすることもある。

 

 

 

 

やはり、デジタルに触れるとストレスが高まる。

私なりにその原因を書くと、デジタル機器は、そもそも使いずらい。いくらパソコンやスマホが昔に比べて使いやすくなったとは言え、人間関係の中に持ち込むと、とても使いづらい。

 

特に、コミュケーションをデジタルに依存している人とのコミュニケーションで疲れる。自分が使っていて疲れるのではなく、使い過ぎている人、依存しすぎている人との関係性に疲れるのである。

 

だから、私は相手の方に電話で話しましょう。直接会話しましょう。と言う。

これはメールでも一緒である。

趣味なのか時間が余っているのか、やたらメールが長い人がいる。

私は必ず途中で切る。理由は疲れるから。

 

別に文章力の勝負をしている訳ではない。コミュニケーションはさ会話が一番であるからだ。

また、電源を四六時中気にしないといけないというのはストレスだ。

電話もそうだが、特にスマホの電力消費は早い。

ちよっと田舎に出張や海外に行くときは大変だ。

 

もう一つ書くと、そもそも、文字を打つことはとても疲れる。

これは書くことが話することよりも、はるかに難易度が高いからだ。

 

デジタルデトツクスはデジタルに疲れたら、デトックスしましょう。という意味にもとれる。

しかし、もっとシンプルにすると、如何に意図的にデジタルから離れるかが大事だ。

 

これにまた、新しいサービスが登場しているようではあるが、これではすでに、いたちごっこである。

 

やはりシンプルに、デジタルから離れることを恐れずに、しっかり、アナログの世界での生存術を改めて磨く方が健全であると確信する今日この頃である。

 

以上