近藤昇の「仕事は自分で創れ!」

「仕事は自分で創れ!」ブレインワークスグループCEOの近藤昇が、日本とアジアをはじめとするエマージンググローバルエリアに対する思いやビジネスについて発信します。

飽きないメモの取り方を模索して早30年

メモ取るのは随分前から私の日常生活の一つだ。

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大学生の頃はメモを取る習慣は全くなかった。

とういうよりも、そういう必要がない生活をしていた。その日暮らしだから、その日にすることはその日に思いついこと程度だった。予定と言っても、学生時代はパチンコか麻雀。

こんな感じて、4年間過ごしてしまったために、社会人になってからは大変だった。

 

それでも、駆け出しのころはメモを使った記憶はない。その代わりノートだ。日報も書いていたと思う。ただ、私はこういう類は今でもどうも嫌いだ。

何の習慣か分からないが、ビジネス手帳は毎年新調する。新入社員の頃は、ビジネス手帳を持つこと自体が新鮮で楽しかった。先輩を見習って、かっこうつけようとしたという気もある。

 

会社を始めてから、ビジネス手帳に予定を書き込むことを習慣化していった。人に会わないと始まらない立場だから、そのうち予定で手帳が埋まっていく。商談などはノートに書く。ただ、私の場合は、こういうスタイルは長続きしない。

そのうちにビジネス手帳に思いついたことをメモするようになった。こういう流れと並行して、スケジュール管理は完全にIT化されていく。

 

もう20年を越えていると思うが、私はビジネス手帳に予定は書かない。全てデジタル化されている。ただ、私の場合はそれを印刷したスケジュールは持ち歩いている。

紙でないと私はダメだ。この理由は簡単だ。

あらかた決まっている1か月先までの予定を見ながら、あれこれと書き込んでいく。印刷したスケジュール表には、思いついたアイデアや新たなToDoなどをどんどん書き込む。

赤色を使う事も多い。

 

今の私のメモ環境はと言うと、このスケジュール表に書き込む、常備している100円ショップで買ったメモが何種類か、そして裏紙だ。

ときどき書くものがないときはビジネス手帳に。こんな具合で、布団の近くは言うまでもなく、車にもメモは常備している。反対に言うと、メモ無しでどこかに出かけるときは恐怖だ。だから、何か書くものは持っている。

 

ただ、それでもメモを忘れる時はある。最近は、スマホに書き込むこともある。

こんな感じで、メモは相当、統一性のないタイミング、書き方をしている。

 

冒頭で書いたように、私は、メモは絶対人間には欠かせないと思っている。いつなんどき、最高のアイデアを思いつくかもわからない。誰かとしゃべっている時でも、素晴らしいキャッチコピーが浮かぶ。

 

そう。こういう訪れる、降りてくるという表現をすることもあるが、こういうものはコントロールできるわけではない。だから浮かんだ事を逃してはいけないのである。

 

会社を始めたころは、日本のメーカーのメモ整理端末のようなものも使ったこともある。一つのメモ帳に、何年も凝ったこともある。長年、メモツールは色々試したが、私は今のやり方が一番気に入っている。

 

私の場合の悩みは、何十回に一回ぐらいだが、自分が何と書いたかが読めないことがある。

たった数文字でも解読できないときがあると、結構つらい。そういう時は、読み取れないメモは保存する。いつか、解読できる日が来るか、同じことを思いつくかもしれないので・・・。

 

結局行きついたことは、メモを取ることに飽きないことが大切である。ということだ。

 

今のやり方もいつ飽きてくるか分からない。その時には、また新しい方法を編み出そうとは思う。ただ、この先どれだけデジタル化が進もうと、メモに関しては私はアナログで行くことは間違いないと思う。

脳科学者と知り合いになって、エビデンスもらってもよいが、わざわざそういうことをしなくても、長年の経験上、メモはアナログの方が、脳が活性化することは確信している。

 

以上