近藤昇の「仕事は自分で創れ!」

「仕事は自分で創れ!」ブレインワークスグループCEOの近藤昇が、日本とアジアをはじめとするエマージンググローバルエリアに対する思いやビジネスについて発信します。

東京ホテル暮らしはとても新鮮で新たな発見にワクワク

今週の頭に一泊2日で東京に出張した。

実は、東京オフィスには立ち寄らず、ホテルワーケーションを試した。

だから、行動範囲は品川界隈である。

 

 

 

東京に進出してすでに20年を越えている。

東京オフィスに立ち寄らなかったのは、今回が初めてかも。

私は一昨年までは、東京に住まいを借りていたので、正確に言うと、東京でホテルに泊まり始めたのは最近だ。そんな時期にコロナ禍になり、生活環境や仕事環境が一変した。

 

もともと10年以上前から、海外や日本の地方の出張先で普通にオンライン活用していた。だからツールを使うと言う意味ではコロナ禍でも、全くスムーズだ。

 

私の出張は国内外ともにほとんどがホテル利用。

コロナ禍以前は、ホテルからの社内会議は言うまでもなく、お客様とのMTGも日常的にオンラインで行っていた。そういう場合は、パソコンではなく大抵がIPADかiPhoneを使う。

 

 

 

海外や日本の地方であれば、現地の方々との面会や交流を直にすることが最大の目的になる。いわゆるアナログ重視である。

そして、たまに出張先のホテルからオンラインというスタイルが基本だった。その頃は、ある意味このハイブリッド感が心地よかった。

 

 

しかし、先日は全く新しいストレスを感じた。

簡単に書くとこんな感じだ。

 

品川のホテルの部屋で、社内会議を幾つか続けていて、朝からイライラが募った。

会議の質の悪さや課題の多さが原因でもあるが、久しぶりのホテルからのオンラインがとても窮屈に感じたことも大きい。

 

こういう環境には慣れていたはずが、日常がオンライン中心の今のご時世には、ホテルからのオンラインは面倒に感じてしまう。

 

午前中の社内会議を幾つかこなし、気分転換にホテル周辺の公園を散歩してみた。

やはり、ワーケーションというならば、自然環境のなかバケーション感覚で仕事するのに限る。そう考えると、ビジネスホテルでのワーケーションはとても成り立ちそうにないと痛感する。

 

新たなプラスの発見もあった。

今回の出張は、夕方にチェックインで、エキストラステイで約24時間のホテル滞在になった。

 

私には普段は、品川界隈はほとんど通過するだけの場所で、これだけの時間滞在したことがなかった。だから、たった1日ではあるがとても新鮮な気分が味わえた。

改めて気づいたことであるが、東京に慣れきっていた長年の感覚がどこかに消え、全く新しい街にいるような錯覚が芽生えてきたのである。

 

かつては毎週のように東京に来て、オフィスを拠点に仕事視点から東京を見てきた。今回はホテルを拠点にお客さんとの面会は、ホテルのロビーや居酒屋である。

これって、地方出張にも似ているし、海外で初めて訪れた場所のような感覚でもある。

今回の体験で次に活かせそうに思うことがある。

 

東京は世界でも有数の大都市。

妙に慣れ親しんではいたが、隅々まで東京を知っているとは言い難かった。

これからは機会を見つけながら、山手線沿線の主要な駅のホテルに、一泊ずつでもしてみようと思う。

きっと、今までに見たことがない東京が発見できるように思う。

住めば都とはよく言うが、出張ベースでも東京の新しい顔がこれだけ見つかり、新鮮な気分になったことは大きな収穫だった。

 

以上