近藤昇の「仕事は自分で創れ!」

「仕事は自分で創れ!」ブレインワークスグループCEOの近藤昇が、日本とアジアをはじめとするエマージンググローバルエリアに対する思いやビジネスについて発信します。

自分の人生のテーマソングも色々

プロ野球選手が、テーマソングを使いだしたのはいつ頃だろうか?

私の記憶で鮮明なのは、元巨人軍の松井秀喜選手のゴジラである。ゴジラというのは、松井選手のニックネームで、私の世代がのめり込んだあの怪獣映画ゴジラの音楽だ。私の世代には余計に印象に残る。

ついでに、清原選手は、長渕剛のとんぼだった。私は、カラオケでとトンボをよく歌っていたので、その当時を知る人からしたら、近藤と言えば、トンボと思っている人も少なからずいる。

 

人間誰しも思い出のソングというのがあるものだ。私の10代から20代にかけて、学生の友人と遊びに出かけたときに聞いた、サザンや大滝詠一の歌を聞くと、その当時が昨日のように蘇る。

 

とは言え、こういうのはよく思い出のソングでテーマソングではない。やはり、自分が何かにチャレンジしようとしている時、あるいは、苦境に陥っているときに、鼓舞してくれる音楽、アグレッシブになれる音楽、勇気づけられる音楽、勢いをつけてくれる音楽。誰しもこういう歌を1つや2つ、心に決めているのではないだろうか?

 

私は、30代、40代は、とにかく、カラオケによく通った。もちろん、私の場合は、歌を歌う目的と言うよりも、ビジネスの延長の交流やリフレッシュだった。創業時は、社員のほとんどが20代であり、とてもノリもよく、勢いのあるチェッカーズギザギザハートの子守唄などの歌を選んでは、大騒ぎしていた。

 

それが、40代ぐらいになると落ち着いてきて、結構、その時々の心情や境遇と重なる歌を好むようになる。それだけ人生の深さを分かりかけたころだったと思う。

今でも、聞くたびに、自分の人生の指針にしようと決意する歌がある。

それは河島英五の時代遅れである。

生き方であったり、仕事での部下とのかかわり方であったりの歌詞にとても共感している。自著の中にも引用したこともあるぐらいだ。

 

また、中島みゆきの歌も好みのものが多い。時代を表現したら天才と称される方だけに、いつ聞いても、古い感じがしない。

今でもNHKのプロジェクトXのテーマソング地上の星“を聞くと、気合が入るし、挑戦心が掻き立てられる。このブログでも以前書いたことがあるが、”糸“は、私の人生の羅針盤のような歌である。こんな見事な歌を他には聞いたことがない。人の縁やつながりを表現した歌としては、私が一番のお気に入りである。

他にも、逆境から這い上がるような”宙船“もある。考えてみたら、自分が精神的にどういう状態かによっても、聞きたい歌は変わる。

流石に恋愛を歌った歌は、遠い昔である。私も60歳を過ぎて、人生とは何かを少しは分かりだしたこの時期、人生の深さや苦難を表現した歌には自然と惹かれる。

 

今までも事あるごとに、聞いていたのが、EXILEのライジングサン。私の名前が近藤昇だけに、そういう親近感もありながら、ノリノリの歌として聞いていたが、先日、車で走りながら、歌詞を一つずつ噛みしめながら聞いていて、気付いた。これほど勇気を与える歌はないのではないか?

 

関心がおありの方は、聴いてみてほしいし、ネットで歌詞の検索をしてみてほしい。

しばらく、なんども聞いてみようと思う。昔の偉人の格言も人生の羅針盤にもなる。それに勝るとも劣らないぐらい、歌も大切な人生の友である。

 

 

以上