近藤昇の「仕事は自分で創れ!」

「仕事は自分で創れ!」ブレインワークスグループCEOの近藤昇が、日本とアジアをはじめとするエマージンググローバルエリアに対する思いやビジネスについて発信します。

子供の時からの性分と体験が人生にどう影響するか

やっばり、気になる大谷選手。

私以外も沢山の人が魅了されていると思う。

メジャーリーガーとして、昨年の活躍も目覚ましかったし、毎日のように私も大谷選手の活躍が気になった一人だ。今は、今シーズンの話題も増えてきて今年の更なる飛躍がもっと楽しみである。

 

大谷選手の子供の頃からの様子は、沢山メディアに掲載されている。様々なエピソードが今につながっているもんだと、つくづく思いながらも、一つとても気になることがある。

それは、頑固だった。という性分。

 

頑固と言えば、おじさん感覚では、頑固おやじが浮かぶ。イメージとしては、職人気質でこの道一本の人、自分の専門領域に関しては、誰の意見も聞かない。わがままとは違うが、究極のこだわりの人といったところだ。

今の大谷選手の印象は、社交的で人当たりが良い。この方面でも米国での人気が高いと報道されている。頑固おやじの印象とは程遠い。

 

そもそも、二刀流をすること自体が超越しているが、人と一緒の事をしない、周りが何と言おうと自分の信念を貫く、誰も無しえなかったことに挑戦する、想像できないような努力をする。きっと、大谷選手の芯はこういう感じなのではと、勝手に推察する。

 

きっと、子供の頃から変わっていないのだろうと私は思っている。

誰でもそうだが、人間は持って生まれた性分と言うものがある。私も、今の歳になってつくづく思うが、両親に似ているなと思う性分は幾つかある。一生、こういう生まれつきの性分と付き合っていくことが、人生を重ねると自然体で受け入れられるようになる。

 

そういう意味では、親父は、農業の職人としては、頑固おやじだったと、実感する。親父は、農協とは付き合わず、直接、鳴門金時(サツマイモ)を、市場に出荷していた。当時は、超変わり者だったようだ。

私は、親父が他界してから、そういうことを知った。考えてみたら、人と違う事をしたい性分はそのまま受け継いだようだ。

母親は、とてもさっぱりしていた。割り切りが早かった。親父とは正反対だったように思う。私は、なんとなく、両方を受け継いだような気がしている。もう10年ぐらいしたら、もっとクリアになりそうに思う部分である。

 

私は専門家ではないので、アバウトに書くと、子供が育つ時に、生活環境にも大きな影響を受ける。簡単に言うと生まれ持った性分は、遺伝的要素で、生活環境などから受けるものが、後天的に身につくものである。

蛙の子は蛙とよく言われるが、一つは、蛙の子は蛙としての遺伝子を引き継ぐ。そして、後天的には、蛙の生活環境の中で育つので、蛙になる可能性は高くなる。人間も同じ事だと思う。

 

私は、親父譲りの頑固者で、農家で育った。結局、農家を本業としてはしてこなかったが、今は、日増しに農業や林業を軸として第一次産業にのめり込んでいく。

感覚的には、遠回りした感はあるが、やはり幼少期から染みついた農村の生活感覚は今でも、体に染みついている。

もう一つが、職人気質である。会社経営をしていると、大きく2つのタイプがある。マネジメント派か専門職タイプ。私は、二刀流と言いたいところだが、やはり、専門職の方が好きだ。

 

モノづくりであるとか、こだわりの商品を仕上げる。こんな感じて、両親から受け継いだ性分と、農村で育った体験が、これからもっと生かせる活動ができたらと思っている。

 

 

以上