近藤昇の「仕事は自分で創れ!」

「仕事は自分で創れ!」ブレインワークスグループCEOの近藤昇が、日本とアジアをはじめとするエマージンググローバルエリアに対する思いやビジネスについて発信します。

ベトナムと日本のゴルフの違い

先日、久しぶりに、冬のゴルフを体験した。

そもそも、私は、10年以上前に比べると、格段にゴルフの回数が減った。

その理由は、時々、このブログでも書いてきたが、怪我をしたことやコロナ禍の影響が大きい。

 

 

 

 

 

 

 

 

実は、日本の経営者が最もするスポーツは、ゴルフである。確か以前、日経新聞にデータがでていたが、3人に一人ぐらいだ。その次が、ランニングだったと思う。この比率は、私が、実際に経営者とお付き合いしていても、感覚的には同じだ。

 

もちろん、ゴルフをしない経営者とも、変わらず付き合いはあるが、世間でも言われるように、ビジネスだけではなくても、ゴルフを通して人の付き合いを深めるのには、最適なスポーツの一つである。

私は、ベトナムで長い間、活動していて、ベトナム人とはゴルフをしながら仲良くなった。

とは言っても、20年前は、ゴルフ場が、ベトナムには一桁しかなかった。当然、ゴルフをする人も、政治家や特別な人だけだった。徐々にゴルフをする人が増えてきた。

それは、やっぱり、経営者だ。私も、友だちのベナトム人にゴルフを進め、少しはレクチャーして、デビューをお手伝いしてきた。

 

今、そのベトナムはどうかと言えば、ゴルフ天国に近づいている。とは言え、ネットで調べた限り、ベトナムのゴルフ場は、約60だ。これが多いか少ないかであるが、近隣のゴルフのメッカと呼ばれ、日本の経営者もよく出かけるタイで、約300。

だから、人口が1億人を超えようとしているベトナムは、もっともっと増える可能性はある。ただ、今の時代のゴルフ場建設は、環境配慮が前提なので、数の増加にはブレーキはかかる。

 

では、日本はどうなのか?

知る人ぞ知る。高度経済成長真っ盛り、ゴルフ場は、2500を超えていた。減少した今でも米国の次、世界2位だ。

一体、どういう人たちがゴルフしていたのか?

やっぱり、ビジネスの場として活用していたと言う話は、先輩経営者や昭和の企業戦士からは、よく出てくる話である。

 

この話をベトナム人にすると、本当に目を丸くする。数に驚くのと、真面目の印象がある日本人が、それだけ遊んでいたとは。と。

ゴルフの話題で、私たちの周りに常に登場する話がある。そもそもゴルフは仕事か?

 

私の見解は簡単である。よっぽど、つまらない接待ゴルフでない限り、ゴルフは遊びである。その中に、仕事の話題も入る。これは、飲み会と一緒であるが、でも、ゴルフは健康的である。

ただ、スコアが良くないと、瞬間は精神衛生的に不健康ではあるが。

 

その日本のゴルフ場も、人口減少と共に、減って来た。今、調べると2300ぐらい。

それでも、突出して多い国である。私は、東南アジアでゴルフは沢山してきた。アフリカでもしたことがあるが、そういう外国でゴルフをしていると、日本のゴルフの特徴が明確になる。

 

一つは、日本の場合は、半分プレイしたところ(ハーフの9ホール)で、昼食の休憩がある。外国のゴルフに慣れしまうと、結構、間延び感がある。これは昼ご飯代を稼ごうとする、ゴルフ場の経営のやり方が大きいと聞く。

私は、海外慣れしているので、正直、ゴルフはさっさと、18Hまわりたい。そして、2R目も続けてやりたいタイプである。

 

あと、日本人は、冬でも普通にゴルフする。この年末年始でも、結構、私の知り合いもゴルフをするようだ。ゴルフしない人から見たら、信じられない行為だと思う。私も、今は、その感覚に戻ってしまった。特に、熱い東南アジアのゴルフに慣れると、日本の寒い時にわざわざしたくはない。そんな中、久しぶりに冬場のゴルフをしてみたわけである・・・

 

プレイした人にしか分からない、冬場のゴルフ。続きは、次回のブログに書きたいと思う。

 

以上