近藤昇の「仕事は自分で創れ!」

「仕事は自分で創れ!」ブレインワークスグループCEOの近藤昇が、日本とアジアをはじめとするエマージンググローバルエリアに対する思いやビジネスについて発信します。

王将のポイントでゲットしたもの・・・

とうとう、到達した。

念願の王将のポイントカードで、特性将棋セットを手に入れたのだ。

 

 

 

 

 

 

最近の日本では、こういうポイントカードは定番である。ただ、たいていの人が、途中で断念する。なぜなら、どこの店のポイントカードでもハードルが高い。

例えば、私は、気まぐれに、自宅近くのあるドライビングレンジで、ゴルフの練習をする。一回利用する度に、ポイントがつく。単純で、一定の回数をクリアーしたら、ボール利用券と換えてくれるものだが、この10年以上、恩恵に預かったことはない。

つまり、私には、このドライビングレンジのポイントカードは、全く、来店回数の増加には役に立っていないと言う事だ。もちろん、練習熱心な人は、ポイントをためる為に、少しでも来店を増やす人はいると思う。

私にとって、王将は、そういう飲食店だ。

 

実は、王将との付き合いは、学生時代以来、すでに40年を超えている。世の中には沢山の中華料理はある。王将と言えば餃子と私は思っているが、この餃子にしても、世の中に沢山店はある。学生時代は、ご飯のおかわりが自由だった。学生街だからそうしていたのかもしれないし、そういう、お得感が学生に人気だった。なにせ、腹いっぱい食べたい年頃だ。そして、王将の餃子とから揚げの味を覚えた。以来、中華料理を食べたくなったら王将。餃子が食べたくなったら王将。私の王将通いは結構なものである。

 

実は、今回ゲットしたかった賞品は、将棋セットである。将棋に関心がない人から見たら、何のことはない。中高と将棋にハマってい私には超魅力的。私は今回のポイントカードに書いてある満額の賞品を見つけた時から、何とか手に入れようと強く思っていた。

ところが、何事もそうで、そんな簡単にポイントがたまる訳ではない。一回大勢でいけば到達も早いが、このご時世、せいぜい、昼食に一人か二人で行くぐらいだった。

基本、500円で1ポイント。50ポンイト必要だから、単純に、2.5万円。これはなかなかのハードルだ。ここまで達成する人は、王将の店、全体でどれぐらいいるだろうか?

 

そして、この満額商品を目指す人によって、もたらされる収益増は、王将全体でどれぐらいなのだろうか?定期的に、この類のポイントセールスをしているということは、成功しているのだろうと思う。

今のところは、王将は昔ながらの紙のポイントカード。今どきは、コンビニにはじまり、スマホでバーコードでのポイント管理が増えた。これはこれで、便利なのだが、結構味気ない。

 

私が今のところ持っているのは、先ほど書いたゴルフ練習場のカード。これは、毎回練習していたら、店の人がまわってくるから、スタンプは増える。それと王将の2枚。増えすぎても持ち歩けないので、せいぜい、2、3枚が限度だろうけど、紙にスタンプが増えていくアナログ感覚。これはひいきの店ならば、効果絶大なのではと、改めで実感する。

話は変わるが、私は、スマホで色々なポイントを溜めるのが好きだ。どちらかと言うと、使うよりも溜める派。

そんな私でも、何かのきっかけで、ポイントを使う事がある。一度使いだしたら、ほぼ全部使い切る。貯める時は、貯金と一緒で楽しいが、使い切ってしまった時の、もったいない感は半端ではない。

これからも、色々と商売する側は、ポイント戦略は手を変え品を変え行うだろう。顧客の立場で見るのと、企業側で見るのとは違うが、ポイントというのは、結構奥が深いセールスツールである。

 

以上