近藤昇の「仕事は自分で創れ!」

「仕事は自分で創れ!」ブレインワークスグループCEOの近藤昇が、日本とアジアをはじめとするエマージンググローバルエリアに対する思いやビジネスについて発信します。

運動不足を気にしている毎日

日本国内にずっといる。

もうそろそろ、2年半になる。

しかも、私の場合は、神戸が住まいで、少なくとも今の日本では都会の部類だ。こんな便利な場所に入ると、ふと気づいたら、今日は、全然歩かなかったという日も多くなる。

 

私の場合は、スマホで歩いた歩数をもう数年間、ほぼ毎日チェックしている。あまりにも有名な話だが、健康のためには歩きましょう、できるだけ1日8000歩は歩きましょうと言われる。

 

私の周りの人も、これを意識して生活している人は多い。もっとも、50代以上の人に多いと思うが、いわゆる都会暮らしは、何かと歩く距離が少なくなる。だから、私は、おおよその話ではあるが、月平均の歩いた距離が下がらないように、時間がある時や気分転換に自宅から会社まで歩く。だいたい2.5キロほどになる。

 

最近は、めったにないが、コロナ禍前は、往復することもあり、これだけで5キロぐらいになる。私の場合は、8000歩は約5キロで、自宅と会社を往復すると、1日の目標はクリアとなる。

 

こんな具合に、だんだんと、目的がどこに行ったかが分からなくなる時があるが、それでもこんな感じでしているからこそ、歩く距離は、最低限確保てきたつもりだ。ただ、3年前に骨折してからは、元のペースに戻すのに、1.5年間かかった。骨折の原因が、ちゃんとした歩道の植え込みのくぼみに躓いたことが原因なので、歩くこともリスクがあるということも体験した。

 

歩くことは、スポーツというよりも運動である。今の日本人はとかく運動不足を気にして生活している人が多い。特に都会はそうだ。もちろん、フィジカルな能力を使ってする仕事、例えば一次産業や運送業などで、運動不足の人はいないと思う。もちろん、特定のスポーツの競技をするとなれば、こういう人たちも、一定の運動は必要だとは思うが、普通に考えて、体を動かすと言う観点からは充分であろう。

 

私は、朝起きてからストレッチなどもできるだけしている。水泳も定期的にしている。だが、総じて運動は不足気味だ。最近は、ゴルフが少し復活できたので、そういう時には、ゴルフそのものを楽しむことももちろんだが、歩数を稼げるという意識も結構高い。

ゴルフをしたことがある人には、お分かりだが、ゴルフは歩くかカートに乗るかである。簡単に言うと、全部歩いて、そこそこのスコアで回る人であれば、18ホールで、10キロから12、3キロだと思う。トラブルの連発だと右往左往でもっと多くなる。

こんな感じで、仮に全部歩くとすると、ゴルフは歩くと言う事に関しての不足分は補える。

 

私も時々するが、いつも使っている電車に乗らず、2、3駅分歩いたりする人もいる。エスカレータに乗らず階段を使う。タクシーに乗らず歩く。とかく、今の都会の人は、どうやって歩くかを考えて過ごしている人も多い。

 

少し話は変わるが、感覚的に別の視点から話しすると、体を動かすということがある。運動と言う事ではないが、オフィスワークでもよい。レイアウト替えや引っ越しが典型だ。何かと体を動かすことが貴重な時代。少しでも体を動かすことを考えている自分がある。

そういう意味で、私はもともと買い物が好きで、コンビニに頻繁に出かける。銀行のATMに行く。こういうことも運動につながる。

今は、ATMすらいかなくてよい時代だ。これからますます、運動をしなくても体を動かさなくても生活ができる時代。

 

だからこそ、わざわざ、運動をしよう、体を動かそうをどこかで考えている都会人。

これを本当に便利な時代と言えるのだろうか。やっぱり、1日1日、平凡でも十分に運動したと自覚する必要もない生活が人間らしいのではないだろうか。

 

以上