近藤昇の「仕事は自分で創れ!」

「仕事は自分で創れ!」ブレインワークスグループCEOの近藤昇が、日本とアジアをはじめとするエマージンググローバルエリアに対する思いやビジネスについて発信します。

アワーファームでの収穫祭は格別

先日の土曜日、待ちに待った収穫祭を行った。

朝の7時前に現地入り。早速、2時間後のスタートに向けて各々の準備を始めた。

 

私は、野菜炒めの準備をした。誰から言われたわけでもなく、私の野菜炒めは十八番だからだ。学生時代も、ベトナムに住んでいる時も、四六時中野菜炒めで生活した。 

なぜ。野菜炒めかと言えば、農家生まれで、子供の頃、自分でよく作っていたから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私の野菜炒めは、地産地消の野菜炒めで、その時に目の前にある野菜を使って作る。学生時代は、近くの商店街やスーパーで、キャベツや玉ねぎを基本に買っていた。

子供の頃は、季節ごとに農家の自前の畑でできたもの。ベトナムでは、スーパーや市場で手に入れた旬の野菜。

 

まあ、時代と共に場所によって、様々違いがあるが、私の野菜炒めの味付けは常にシンプルだ。豚肉と醤油。塩コショウ。これで私にとってはおいしい野菜炒めがいつでも作れる。

 

私たちの第1号ファーム、RINCファームは、南あわじ市の津井にある。

1年前に古い家を農地付きで借りた。昨年の11月に、市長も参加いただき開所式と玉ねぎの作付けを行った。玉ねぎの苗は、地元で有機農業を営む三原かよこさんから、いただいた。 

約100本の玉ねぎの苗を植えてから半年、玉ねぎは想像以上に立派になった。

生育中に肥料はゼロ。農薬も無し。いわば放ったらかし。そう。結果的に自然農法になった。

 

途中、生育状況が心配になった時もあったが、この1か月で急にしっかりと大きくなった。畝の場所によって、大きさがかなり違う。

あらためて農業の勉強にもなる。玉ねぎの作付けの後日、チンゲン菜、小松菜、ネギ、春菊、スナップエンドウなどの種もまいた。

もちろん、本格的な農業とは言い難い。私も子供の頃の農業体験からしても、まだ、幼稚園レベルだとは思う。 

 

しかし、一方で得られるものが沢山あった。何よりも思うのが、自分たちの育てた野菜を食する体験。どんな食べ物よりも料理よりもおいしいという実感と感動。

また、若者や地元の人が集まって、畑の前でのバーベキュー。私もバーベキューは人に招かれて色々と参加してきたが、自前の食材でするバーベキューは本当に格別だ。

 

農地を借りてから、畑を耕すためにミニ耕運機を買い。近くの農業資材を豊富に扱っている量販店で鍬や鎌を手に入れ。何から何まで、自分でやってみる。畝づくりもYouTubeで勉強しつつ、農機メーカーのおっちゃんにも指導を仰ぎ。

 

こういう一つずつのプロセスが全て、パーティの話のネタになる。だから、格別なのである。

今回は、老若男女、実にバランスの良い参加者だった。今後はもっとこのつながりを拡げていきたい。知り合いの社長や社員も参加して欲しいし、特に、都会の子供たちにこういう場の提供をしていきたい。

今、市民農園や家庭菜園が流行っている。私は、こういう動きかどんどん加速して欲しいと思っているし、そういうことが促進できるように活動して行こうとも思っている。今回、特に思ったことの一つは、自分が育てた野菜でバーベキューパーティをする。これを日本全国に広げていこうと思う。

 

以上