近藤昇の「仕事は自分で創れ!」

「仕事は自分で創れ!」ブレインワークスグループCEOの近藤昇が、日本とアジアをはじめとするエマージンググローバルエリアに対する思いやビジネスについて発信します。

昭和という時代はすでに遠い昔だが・・

今年は令和3年である。

平成から令和に代わった時、清々しい時代の幕開けに期待した人は多かったと思う。

 

ところが、コロナ禍でそういう新鮮な時期はあっという間に忘れ去られた。

改めて今、令和になった実感があるかと言うと、それはまだない。

 

きっと、未来から振り返った時、令和のはじまりには、今回の感染症の出来事が、記録にも記憶にも残るのは間違いない。

年号の代わりに目に期待していた大きな日本の転換のチャンスは、ビヨンドコロナが覆いかぶさっているような空気がある。

 

 

そんな中でも、実は、昭和がブームになってきているようである。

 

私は、昔から乱読派で、正当な書籍もそれなりに読むが、今でも週刊誌は思い付きで買う。コンビニに立ち寄った時やたまたま駅構内などで、表紙につられたり、事前に新聞広告で気になった記事があると買う。

 

旅の共にあまり意図もなく買う時がある。この類の雑誌は、一見統一感がない内容で、それをランダムにつまみ食いで読むことが好きだ。

 

いまでも、週刊現代はよく読む週刊誌の一つだ。

読者層は、間違いなく、私の年齢が中心ではないかと思うぐらい、記事の内容が私の思考回路にぴったりハマっている。

 

記事の内容は、私の世代の経年と共に変化していると実感する。

今、この週刊現代の特徴の一つと言えば、昭和のネタが多くなってきたということだ。

 

先日も、こんな記事を見た。

出だしだけ引用すると”1971年 今から50年前、日本人が本気で生きていた時代“

なかなか興味をそそる見出しではないだろうか?少なくとも私には、必読の記事に思う。

 

大阪万博は特に懐かしい。

私は1962年生まれなので、9歳の時である。

家族に連れて徳島から見に行った。

エンタメ、スポーツ、芸能、政治、経済、歌など・・本当に上手にまとまっている。

ところが、先ほども書いたが、これは中高年の男性向け記事であるのが明らかである。

 

女性目線から見た時代背景や出来事はほとんど書かれていない。当たり前の話であるが、読者ターゲットを意識した内容になっている。

 

先日、ある女性経営者とのこんな話のきっかけから、ある女性誌で見た昭和の話になった。住まいやインテリアも実は昭和ブームが密かに生まれていることを色々と聞く機会があった。

 

考えてみたら、すでに昭和は前の前の年号だ。

人間の感覚とは不思議なもので、平成の時は、昭和はとても近い過去だったが、令和になって、コロナ禍も加わって、時間間隔が少し、長く感じている今、昭和が明治時代と近い感覚であることに気づく。

 

この週刊現代の記事に戻るが、日本人がとても元気で社会全体がポジティブだったことは間違いない。このブログでもよく私が取り上げるが、新興国の勢いがそれに近いと思う。

今、車の運転の機会が増えたことで、歌を聴く事が増えた。コロナ禍前に、何気に昭和のポップソングを思い付きでスマホにダウンロードした。

先日、遠出をした際に、色々と聴いた。

昭和の歌の歌詞を聴くだけで、昭和がどういう時代だったかが、蘇る。

また、自分の感覚と違う昭和も感じれてとても新鮮だ。

この歌だけの世界でも、昭和がブームになる感覚が分かる。

 

実は、この記事には、ベトナム戦争の事も書かれている。

ベトナムで今、活動したている私としては、改めてベトナム戦争があった時期に想いを持つだけで、ベトナムに対する感情が進化する。

50年と言えば、半世紀。

 

日本は進化したというものの、失ったものも大きい。

この50年前を基点に、もっともっと昭和を発見し、記録し、今の人達にも伝える機会を創り、更に後世に残していけるような昭和の記録の取り組みを本格的に始めようと気持ちは盛り上がっているところである。

 

以上