近藤昇の「仕事は自分で創れ!」

「仕事は自分で創れ!」ブレインワークスグループCEOの近藤昇が、日本とアジアをはじめとするエマージンググローバルエリアに対する思いやビジネスについて発信します。

もし自分が77歳になっても働くなら・・

毎日毎日、シニアの方とのビジネスとおつきあいが増えていく。

 

70歳代、80歳代の方々とのビジネスがらみのコミュニケーションは今や私の日常だ。

特に、こういう昨今の事情のなか、オンラインでのMTGやオンラインでのセミナー、交流などが加速度的に増えてきた。

 

極端に言えば今のシニアの方は2つに分かれる。

オンラインを積極的に取り入れて、新しい世界を見つけた人、見つけようとする人。

もう一方は、積極的にアナログ重視を徹底している人。

 

実際には、このどちらともないシニアが大多数だとは思うが、今回は、この2つのタイプをモデルにしながら、私がシニアになったらどうしたいかを考えてみる。

 

とはいえ、毎日のように15歳から25歳ぐらい上の方と接していると、自分が新入社員時代ぐらいの感覚が持てることが幸せだ。

若いと思える感覚は何歳になっても大切だ。

 

今でも、学生時代の友人たちと、たまに昔話をすることはある。遊び惚けた学生時代を懐かしく想い良き時代として財産にしている自分に気づく。

もし40歳ぐらいのある程度人生経験を積んだ感覚で、学生時代に戻れたら、こんなことをしたい、あんなことをしたい。というたわいのない非現実的な話で良く盛り上がったりする。

 

そして、60歳近くなった今でも、今自分が今の見識と経験をもって、学生時代だったらどうかとシミュレーションすることもある。

それは、同時に、今の学生につよい関心があることの裏返しでもあるが・・

 

そんなことを思いながら、私が77歳になった時を考えてみることとする。

 

“もし波平が77歳だったら”を上梓して、はや5年が過ぎた。それからシニアの方たちとの密な付き合いが加速されている。

 

冒頭で書いたITに積極的なシニアの方とのつながりはどんどん広がる一方だ。私はアナログ活動も大好きだが、今の状況では、残念ながら直接会うことは少ない。

時期が来れば、居酒屋を貸し切っての波平サロンや交流会を再開しようと思っている。

 

もし私が77歳になっても働くか・・と誰かに今聞かれたとすると、それは分かりません。と答える。

その理由の一つは、私はその年までには約20年もあるからである。仮に今のように会社経営や事業創造などに関わるとしても、20年と言うのは相当長い。

 

今の時点で、創業して約30年だが、子供の成長に例えると、最初の10年ぐらいは幼稚園生ぐらい。その後の10年でようやく大学入学ぐらい。そして、約10年ぐらい前からようやく会社が大人になったという感覚だ。

 

こんなペースでは、人によっては、成長が遅いと言う人もいるだろうが、長年身近で関わっている人は全く反対だ。ハイスピードで活動する企業と分かるだろう。

 

実際、外から見る以上に俊敏に動こうとしてきた。そういう尺度で視ると、今の10年は長すぎる。今は、だいたい3年、長くて5年ぐらいでひとつの事業創造などの期間を見ている。それだけ、世間の変化も加速されている。

 

特にIT事業を基盤にしていることもあるが、こういう世界を日々感じでみても10年先は全く予想できない。そんな訳で私の20年後の事は全く予想できないのである。

 

それと、もう一つは、別の理由だ。

できるだけ早く、仕事としてやることの責任を果たして、以前からやりたい教育やアートのこともしていきたい。今気づかないことに興味が出来たらそういう事もしていたい。

 

それが仕事かと訊かれれば、生計のためだけの仕事はしていたくない。だからといっても収入のない仕事もつまらない。やはり、やりがいや頑張った褒美は何か求めたい。

 

こんな風に色々考えても、20年後の自分には明確な答えはない。

なぜならば、今は目の前にしたいとこが沢山ある。こういう日々を重ねていって、気付いたら75歳ぐらいになる。その時になって、77歳という、なんとなく私自身にも道しるべとなるだろような年齢をどう過ごすかを考えてみたい。

 

流石に、それまでブログを書き続けていることはないとは思うが、情報を発信することも含めて常に何かを表現している自分ではありたいと今は思う。

 

以上