近藤昇の「仕事は自分で創れ!」

「仕事は自分で創れ!」ブレインワークスグループCEOの近藤昇が、日本とアジアをはじめとするエマージンググローバルエリアに対する思いやビジネスについて発信します。

オンラインとSNSでアライアンスの形が進化する

アライアンスという活動が創業時から好きだ。

言い方を変えると、当社は、アライアンス活動が企業経営の源泉である。

 

このアライアンスという言葉、簡単なようで難しい。

一昔前からある言葉としては、ビジネスパートナーが近いとは思うが、アライアンスはもっと親密感と緊張感がある。

 

単純に日本語訳すると資本提携、業務提携などによるビジネスの促進や関係性の構築という感じだと思って使ってきた。

 

ここ数年だと思うが、アライアンスのきっかけから実りに進展する感覚が変わってきた。

以前より、よりフランクにスムーズに。そしてスピーディに展開することが多くなってきた。

 

もともとアライアンスというのは、資本提携などまで意識すると結構重い。人で言えば、結婚するかどうかの判断である。ビジネスの場合は事情によって関係性の解消はそれほど難しくはないが。

基本的にはアライアンスは常に前向きな関係性の構築と継続でありたい。

 

 

 

 

このブログでも再三発信してきたが、私は今、会社では、つながりを特に重要視している。

その中でも、私は現役の経営者なので、経営者や社会活動などのキーパーソンとのつながりを常に意識している。

 

世界中につながれる人は沢山存在していると思っているし、単なる仲介役ではなく、自らがつながるに相応しい価値のある存在を目指して事業活動もしている。

 

実は、今のIT環境は、こういうアライアンスの促進にはとてもマッチしている。

 

正式なビジネスレターというのは形式ばっているし堅苦しい。もちろん、これはこれで、今後も使われる場面は存在し続けるだろうが、私の口癖でもある“何をするかより誰とするか”とはあまりマッチしない。

堅苦しいのと、“誰と”が見えてこない。

 

だからといって、SNSなどで自分のプロフィールを単純に開示すればよいと言うほど簡単なものではない。

やはり、SNSにしてもどんな手段にしても、自分の考えや主張、そしてある程度の年齢の人であれば、自分の生き方、価値観などを発信しておいてほしい。

しかし、なかなか、ネット上だけで簡単につながりが強固になることはない。

いまでも、本音は飲みながらとか、食事しながらになる。あるいは、スポーツや共通の趣味の場で一緒に過ごすことも重要だ。

 

そういう感覚で、親密度が高まってくると、今度は、いちいち、MTG設定して、資料をそれなりに準備してビジネスライクにことを進める必要もなくなる。

フランクにやや流れのままでよいことが沢山ある。そういう時は、SNSでも十分なことも多い。

 

最近、実は、私はeメールはあまり使わなくなってきた。どうも今の私の経営感覚、仕事感覚とズレることが多い。

一方で、ちゃんとした段取りやプロジェクトの進行にはメールは貴重だ。

肝心な詰めは、SNSなどではやるべきでないと、私は思っている。

そういう意味では使い分けが大事だ。 

 

私は特に中小企業にITを使ったアライアンスの活用をお勧めしたい。今までないダイナミックなビジネス連携が可能になる。

グローバルに対応することも可能だし、日本全国の地方を活動のターゲットにもできる可能性が増す。

 

アライアンスをITを駆使してどこまで発展させるか。私の今年の大きなテーマの一つでもある。

 

以上