近藤昇の「仕事は自分で創れ!」

「仕事は自分で創れ!」ブレインワークスグループCEOの近藤昇が、日本とアジアをはじめとするエマージンググローバルエリアに対する思いやビジネスについて発信します。

2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧

リスクマネジメントは大事だけど、やり過ぎると・・・

リスクが、かつてないほど、増大している社会である? これは真実だろうか?そもそも、どの時期と比較してということもある。 仮に日本の戦争時代と比べるなら、全く比較にならないぐらい、現代のリスクは少ない。 私達のように、戦争の実体験がないものでも…

いつまで経っても仕事力が向上できない人

一つの仕事を10年すれば、その分野のプロになれる。私が、新人の頃、何人かの先輩が言われていた事を今でも覚えている。 そして、私は今もそう思っている。 このことを、確かに間違いないと私が実感したのは、40歳過ぎた頃だろうか。 これは、多くの一流…

SNS疲れって結局どういうこと?

寝ても覚めてもSNS。 日本でも世界でも、こういうハマっている人はとても多い。 当然、最近、SNS初心者としてデビューした人もいるし、まだ、使ってない人もいる。さらに言えば、スマホもパソコンもネットもしない人もいる。 日本の統計データを見ると…

ペーパレス化の進展によるチェック力の低下

今、仕事の現場のあちらこちらで、ペーパレス化が進んでいる。 ITが世の中に浸透しだした20年以上前から、ペーパレス化は仕事の現場の常なる課題だ。 今は過渡期だから余計に不便を感じることは多い。簡単に言えば、完全にペーパレスにしないと、紙から…

自分の失敗からしか学べない人間?

人の振り見て我が振り直せ。 子供の頃から、教わってきた言葉である。 子供の頃は、そういうもんなんだと思っていた事でも、大人になって、改めて考えてみたら、これほど難しいことはないと思う事が幾つかある。 その一つが、冒頭の言い回しだ。 オンライン…

新入社員に上司とは何かを教えるとしたら・・・

新入社員にとって、上司とは特別な存在だ。 とは言え、会社に入って働くと言う事は、理屈上、同期以外は全員が上司である。 就職活動で、たいていの学生は懸命に会社を選ぶ。今時、大企業でもなければ、新興系の勢いある会社のこの社長と働きたい、と思って…

誰から学ぶか、何から学ぶか?

最近、教育の話題が喧しい。 生涯学習はすっかり定着した。 それに加えて、リカレント教育、リスキリング、・・・・。 時代背景を考えると、人生が長くなった。 オーソドックスなパターンとして、大学を出て社会人になって、概ねその企業の戦力となるための…

DX時代のコミュニケーションの落とし穴

この20年ぐらいで、人と人のコミュニケーションがとても複雑になっていると感じる。 私が社会人になった頃は、直接話することしかなかった。それ以外は、手紙や文書ということになる。大きな変化のきっかけは電子メールである。 未だに、多くの人が私と同…

田舎のとなりと都会のとなりの違い

都会では近所の人間関係は、構築しにくいと言う。一方で、田舎ではご近所さんとの付き合いは、濃密である。 私の実体験からも、世間でいうこの違いは、全く、その通りだと思う。 最近、都会と田舎の両方で生活する人が増えつつある。まだ少数派だが、テレワ…

今何かと気になるDX社会よもやま話

日本中のどこにいても、今話題のDX社会の事が気になる。 もちろん仕事柄、DXについては、ちゃんとした見解は持っている。IT活用の軸はブレることはない。今回は、一般市民の立場として、ITの恩恵で変わりゆく生活環境や社会の事を思いつくままに書い…

過渡期の日本の教育はこれからどうなるのか?

日本は、世界から見たら、教育が出来ている国と言う印象がある。 特に、新興国に接していると、日本の教育をお手本にしたいと言う声は根強い。 なかでも、日本の事が少し深く分かってくると、子供の教育を日本流で受けさせたいという親御さんも多い。 私が長…

若返りって結局どういうこと?

どんな世界にも若返り議論がある。 企業、政治、コミュニティ、プロ野球チーム、地方活性化・・・などなど。しばし、若返りの議論がなされる世界である。 だいたいの議論のスタートは、組織やチームの構成要員の年齢が高くなると、パフォーマンスが落ちるし…

ITを使いこなすスキルとして求められること

今やITは、働く人にとって避けては通れないテーマになった。 一昔前は、ITと言えば、専門職者の人達だけのものだった。もちろん、ITの仕組みの提供とかソフトウェアのコアの部分の製作などは、今後もプロフェッショナルな領域である。 専門的に言えば…

東京に情報が集中した時代は終わる・・・

私が創業した頃、こういう話がまことしやかに言われていた。 ビジネスの情報は東京に埋蔵されている。 このど真ん中にいないと、価値のある情報は見つけることが難しい。その頃も、情報を制する者はビジネスを制する。と当たり前に言われていた。 今は、当時…

ドローンが私たちの住環境の空を飛ぶ時代?

ドローンぐらい、短期間で、普及した言葉はないのではないだろうか? 無人で空を飛ぶ機械である。小型無人機という言い方が一般的か。 残念なことに、すでに戦争でも使われている。これだけ考えても、有益な機械にもなるし、凶器や武器にもなると言う事だ。 …

冬場のゴルフもなかなかのもの

ゴルフ好きな人にとっては、冬のゴルフもなかなかのもの。 先日、ブログで書いたが、冬のゴルフを数年ぶりにした。 https://ameblo.jp/kondoh-blg/entry-12781479625.html 『ベトナムと日本のゴルフの違い』先日、久しぶりに、冬のゴルフを体験した。そもそ…

電子は残る、紙は消える

今後、デジタル活用が加速度的に進む。これは疑いのないことである。日々、日本中、世界中で、デジタルデータが増えている。 私達は、パソコンが普及しだした30年以上前、電子と言う言葉を使い始めた。eメールが代表的だ。日本語で言えば、電子メール、英…

実績はありますか?

実績はありますか? 長年、日本の社会の口癖ではないだろうか? 言い換えれば、やったことがありますか? に近いが、ビジネスの場で考えると、これは、やって結果を出したとがありますか?というニュアンスだ。 通常のビジネスシーンでは、顧客に対して何か…

問題を生み出すのも、問題を解決するのも人間

最近つくづく思う事がある。 それは、人間は自ら問題を生み出し、そしてその問題をなんとか解決しようすることである。 この問題には、生活上の問題やビジネスの問題、そして、世界平和を脅かすような問題、環境破壊のように人類の存亡にかかわるような重大…

増える一方のメルマガをどう扱うか

最近は、毎日メールをチェックするのは難しくなってきた。 メールの量は昔とさほど変わらないのだが、他のコミュニケーションツールの方が、簡単に相手とやり取りできるので、どうしても即効性ではこちらに偏っている。SNSであったり、チャットツールであ…

一人で商店街を歩きながら考えること

私は、一人でいるのが結構好きな方だ。 今の仕事柄、初対面の人や仕事の話しかしていない人に、こんな風に言うと、信じられない・・本当?という顔をされる。 私もそうだが、それだけ人と言うのは、多面的、分人的だと私は思っているので、こういう反応には…

性善説より性弱説をなぜ重要視するか

性善説、性悪説は、日常会話でも馴染みがある。 性善説は、人間は、もともと良い人だという考えで、日本人はお人よしが多いという言葉とも通ずる。 流石に、人間関係を性悪説中心で考えている人は少ないと思うが、引用は割愛するが、ウィキペディアで調べて…

ITの変遷から将来を予測する

いきなりだが、タイトルの“ITの変遷から将来を予測する”ことはできるのか? 現時点での私の考えでは、一言で言えば、それはとても難しい。 今から、理由を書いていきたいが、実は、少し前に、オンラインの私の番組の一つ“近藤昇のITなんでも相談室”で、…

今どきのビジネスパーソンがマスターしたい情報リテラシーとは

日増しに、ビジネス情報が増大して、複雑化する。 情報過多の時代と言われて久しいが、この変化に流されていては、ビジネスパーソンとしての活躍が危ぶまれる。 かといって、玉泉混交、真偽入れ混ざった情報の中から、自分のビジネス活動に役立つ情報を見つ…

日本のかつてのサービスの品質は維持できるのか?

日本のサービス力は世界でも断トツでトップクラスだ。現実に、私たちが海外に行くとそのことを痛感する。 特に、アジアの新興国のサービス力と比べると、このギャップ感に驚く。 今の日本の高校生のアルバイトが、新興国でサービスの現場に入ると、ハイクラ…

そもそも“仕事は自分で創れ”とはどういうことか?

仕事というのは、世の中にすでに山のようにある。 私の年齢になると、世の中にどんな仕事があるかは、分かっているような感覚に陥るが、いまだに、こんな仕事があるんだと発見すると言うか、初めて知って驚いたり感心したりする。 村上龍さんの“13歳のハロ…

便利が進む中で感じる不便

便利と不便。 これは、絶対的なものではなく、感覚的、相対的なものである。 日本は、海外の人から見たら、とても便利な国である。特に、ベトナムなどの新興国から見たら、未だに、便利で未来の夢のようなところがある国である。更にベトナムよりも未開の国…

男3兄弟の真ん中の私

昨年末、一昨年に他界した母親の1回忌の法要があった。私が子供の頃の法要は、大人数で、知らない親戚のおじちゃんおばちゃんが沢山集まっていた。子供心としては、特別な食事がいただける日、そんな印象がある機会だった。 あれから数十年の間に、どこでも…

いつまでも働ける時代の働き方の多様性

会社員をしていたら、私も定年を意識したかもしれない。私のように、創業した人間には、定年はない。引退があるだけである。 もちろん、創業者が60代になると、後継者は誰だとか、事業承継はどう考えているとか?こんな問いかけも増えてきたし、だいたい今…

創業時に考えていた事が原点かも

実は、私が創業して運営するブレインワークスは、この10月から30期目に入った。 我ながら、30年近くの道のりを振り返ると実に数えきれないぐらいの出来事があったと思う。 もちろん、良いこともあったから、続いているのだが、比率で言うと、良いこと…