近藤昇の「仕事は自分で創れ!」

「仕事は自分で創れ!」ブレインワークスグループCEOの近藤昇が、日本とアジアをはじめとするエマージンググローバルエリアに対する思いやビジネスについて発信します。

2022-01-01から1年間の記事一覧

リスク察知力は今どきの仕事スキルでは必須である

リスク察知力。 私が、企業支援の現場の中で、常に使ってきた言葉である。意味は、そのままの通りで、リスクを察知スキルである。 これを理解するためには、まずは、リスクという考え方を知らないといけない。 当社では、リスクはのように定義している。 ”リ…

気の利いた助言は実に難しい

皆さんは、助言をする側、助言をしてもらう側。それとも両方でしょうか? あるいは、人に助言もせず、誰からも助言も受けない唯我独尊、独立独歩の人もいるだろう。 人は実に多様である。 そういう私は、人に助言もするし助言も受ける。 まず、助言を受ける…

自己紹介文を初めてちゃんと書いたかも・・・

私は、仕事で自己紹介をする機会は多い方だと思う。初対面の人と会う事も多い。そういう時、基本的には、会社の紹介はするが、時間の許す限り、自分の自己紹介もできるだけすることにしている。単なる営業であれば、そうではないが、私の場合は、人付き合い…

最近の若い創業者と接していて想うこと

日本も捨てたもんではない。 最近、私の中でこういう感覚が高まって来た。 その理由の一つが、若い創業者との接点の中で、会話するテーマや想いが共通している所を感じるからだ。 私は31歳で創業したので、その当時も若い部類だった。なぜか、20代の時に…

とっても気になる昭和のプリン

私は自他ともに認める甘党です。 アイスクリームも四六時中食べるし、シュークリームやスイーツ系は好物だ。 今の日本はコンビニでもカフェでもどこにいっても、スイーツ系の品ぞろえは豪華だ。 私の子供の頃からは、考えられない。 どれもこれもおいしそう…

なぜ中小企業の経営者のサポートをAI君ができるか?

もし自分の会社の社長がAIだったら。 実は、これは私の著書の題名で、2016年に発刊したものである。 これは受け狙いで書いたわけでもなく、結構本気だった。 あれから数年たち、今は本気で中小企業の経営者をご支援するAI君を開発中である。 すでに…

テレワークでせめぎ合う会社と社員の行く末

今、テレワークが第二段階に入ったと言える。 日本だけでなく先進国などでは、テレワークを推奨する流れから一転して、従来のオフィスワークが見直されている。 すでにメディアで流れているが、巨大IT企業も重要な過渡期にあり、働く場所の選択が大きな経…

ドーハの悲劇からドーハの歓喜へ

昨晩、奇跡が起こった。 と言えば日本代表に失礼かも。 ワールドカップの予選、日本の初戦でドイツに歴史的勝利を遂げた。 実は、私は、早朝のスマホチェックで知ったのであるが。 昨晩の22.00から試合が始まるのは知っていたが、最近の私の生活では、…

自分の人生のテーマソングも色々

プロ野球選手が、テーマソングを使いだしたのはいつ頃だろうか? 私の記憶で鮮明なのは、元巨人軍の松井秀喜選手のゴジラである。ゴジラというのは、松井選手のニックネームで、私の世代がのめり込んだあの怪獣映画ゴジラの音楽だ。私の世代には余計に印象に…

新入社員に“気配り”を教えるとしたら・・・

気配りができる人は仕事ができる人。 これは、間違いない事実である。もちろん、気配りだけできても、仕事にはならない。特定の業務や専門的な事に精通してはじめて、気配りも活きる。 今、世の中で働いている人で、気配りが本当にできる人はどれだけいるだ…

神戸マラソンの最後のランナーに想いを馳せて

昨日、3年ぶりの神戸マラソンが開催された。コロナ禍で2回中止になっていたので、ランナーとして走ることがない私にとっても嬉しい。 何につけても、神戸が盛り上がるのは良いことだから。 実は、当社の神戸本店のオフィスから、以前は、窓越しに神戸マラ…

著者と著者のつながりで生まれる妙味

本を書く人は、本をよく読む人である。 理由は幾つかあるが、真っ先には、本を書く人は、色々な人の本を読んでいる。自著を書くために読むことももちろんあるが、その前に、本を書く人は知的好奇心が旺盛な人が多いので、自然と普段から本を読んでいる。 私…

人にお世話になる人、人のお世話をする人

人間同士の良好な関係と言うのは、理想的に言えば、持ちつ持たれつになるのが、丁度よいように思っている。一時期だけ見れば、一方的に相手の人にお世話になるかもしれないが、長い人生、どこかで、お互いさまになることが良い。 とは言え、現実はそうではな…

“人生が2度あれば”と思う人思わない人

久しぶりに聴いた歌が、脳裏を駆け巡る。 車で走っていて、何気に自動選曲された歌だ。 今は便利と言えば、便利な時代。スマホとカーステが連動していて、ある意味、勝手に歌がかかる。もちろん、自分がスマホに何らかで選別しているからであるが、そういう…

今の1日と若い頃の1日の違いと意味

1日1日を悔いなく全力で生きる。 その日できることは、できるだけこなす。仮にできなくても後悔しない。また、明日があるさ。こんな感じで日々を過ごす。 今私が考える、1日の過ごし方の目標である。 個人差がある前提での話ではあるが、70歳、80歳に…

コミュニケーションはいつになっても難しい

近藤さん、コミュニケーションは得意ですか? もし、こう聞かれたら、少しは得意になりました。と答えるのが正直なところである。 今は、経営者はじめ、様々な世代、色々なタイプの人と話をする機会が多いので、コミュニケーションは得意な人という印象はあ…

記録しないビジネスの危うさ

仕事ができる人の特徴の一つ。 それは、記録魔であるということだと私は考えている。 もちろん、他にも、誠実であるとか、責任感が強いとか、顧客志向であるとか、プロジェクト遂行能力が高いとか、コミュニケーション力があるとか・・言い出したら山のよう…

ITを使うと仕事ができるようになるのか?

ITを使わずに仕事をする人は、今どれぐらい、いるだろうか? スマホもITツールの一つとして考えると、何らかで仕事にITを使っている人は、日々増えている。私の体験では、仕事にITを使いだしたのが約40年前である。 私が社会人になった頃に、ワー…

新入社員に報告の重要性を教えるとしたら・・・

仕事において、報告するスキルほど重要なものはない。 私は、報告を受ける側でもあるが、報告をする側でもある。 立場によって、報告するのが主たる役割の人も多いが、報告をするスキルというのは極めて重要である。報告ができない人、苦手な人は、組織やチ…

デジタル派とアナログ派の接点は如何に?

皆さんは、デジタル派?アナログ派? これではピンとこないかもしれないので、聞き方を変えてみる。 皆さんは、デジタル世代、アナログ世代? これだと、返答がしやすくなったかもしれないが、単純に2つに分かれるものではない。 そういう私は、両方である…

個と組織の付き合い方は、ますます難しくなる

仕事をしていて、この30年ずっと意識にあり、腐心しているのが、個人と組織の付き合い方である。組織とは、色々あるが、今回は会社の組織を前提に考えていく。 ここで言う個人とは、会社組織の中の個人の話ではない。 世の中には、個人事業主をしていたり…

毎日、写真を撮り続けて想うこと

写真を撮り続けて思うこと。 こんなタイトルをつけると、近藤は写真家にでもなったのか?と思う人がいたりするかもしれない。私は、根本が凝り性なので、一回ハマったら数年から10年は続く。 写真を撮ることもすでに10数年ハマっている。ただ、それは、…

使われないITがなぜ蔓延するのか?

ITやDXの話題を耳にしない日はない。 もちろん、私の専門の仕事の一つであるという理由もあるが、一方で、すでに一般の生活者の世界でも、ITが日常会話になりつつあるように思う日々である。 様々なものがITでつながり、便利な社会が進展する。IT…

探し物が出てくるときはある日突然やってくる

大事なものなんだけど、どこに置いたかが分からない。何度も心当たりを探しても出てこない。 ところが、ある日、ひょんなことから、見つかって・・・。 そんな時に思う事は、決まって一緒。まさか、こんな所にあるとは思わなかった。 こんなことは、私の人生…

昔取った杵柄をどう活かすか?

仕事人生が長くなると、若い頃に経験した感覚や実際の仕事スキルや業務に関するノウハウなどは、だんだんと、記憶と言うか感覚が薄れてくる。 30年前の事を思い出すのは、なかなか難しいが、10年前ぐらいなら、その時に行っていっていた数々の仕事を思い…

農業も林業も自給率をいかに高めるかは私たち次第

食糧自給率は、ここ最近、世間でもよく話題に上っている。だから、多くの人が知る所となった。 日本は、先進国の中では、異常に食料自給率が低い。色々な統計によって、解釈が違うこともあるが、仮にそうだとしても、現時点では、食料を海外から輸入しないと…

日本の中古車は世界で大人気

日本の製品は品質も良く丈夫で長持ち。 日本人の多くも分かっていることだろうと思うが、日本人の何倍もそれを実感して、活用している人は世界に沢山いる。 先日、日経新聞のある記事が目に留まった。 微笑ましくもあり、日本人として嬉しく思うニュースだ。…

セールス現場に遭遇して想ったこと

先日、ちょっとした人気の喫茶店で食事していた時の事。隣の席で男性二人が、パソコンを前に、熱く語り合っている。 何気に、耳に入って来た会話によると、どうも営業商談現場のようだった。 もちろん、ずっとは聞き耳を立てたわけではないが、断片的に営業…

言い切る力をつけるにはどうするか

世の中には、はっきりものを言う人と、言われる人が少なからずいる。歯に衣着せぬ人という言い方も昔からある。 総じて日本人は、面と向かってはっきり言うのが苦手な人が多い。その分、間接的に言う方向に流れる人もいる。 電子メールがビジネスで使われだ…

地方でチャレンジする若者と関わって想うこと

地方活性化、地方再生が叫ばて久しい。 地方と言えば、田舎、過疎、高齢化、農業、漁業、林業、不便・・・こういった印象だろうか。 今更言うまでもないが、高度経済成長期、農村から都市へ、工業化の流れに乗って、地方の若者は、都会に出た。そして、そこ…