近藤昇の「仕事は自分で創れ!」

「仕事は自分で創れ!」ブレインワークスグループCEOの近藤昇が、日本とアジアをはじめとするエマージンググローバルエリアに対する思いやビジネスについて発信します。

2022-08-01から1ヶ月間の記事一覧

役所の仕事と民間の仕事

同じ仕事でも、これだけ違うものかということがある。 それは、シンプルに言うと、民間と役所の仕事の違いだ。私は、役所の人間として働いたことがないので、そういう仕事に従事する方々との付き合いの中での判断ではある。 役所には、予算消化、つまり予算…

シニアマーケットは健全か?

ビジネスの世界に身を置いている私として、シニアを対象としたビジネスのあり方にはとても関心がある。 日本は、少子化高齢化が進んでいる。それと連動して国内のマーケットは縮んでいく。一般的に、企業がどう考えるかと言うと、2つある。 一つが限られた…

男女差をどう考えるか?

高齢社会の問題や課題解決の議論をしたり、活動したりするときに、どうしても私たち男性が思い込んでいることがある。 それは、働く人を主体で高齢化社会を考えることである。主だった高齢化社会の話題を幾つか挙げてみる。定年延長、シニア起業、シニアの遣…

四国出身者としての立場と想い

20年ほど前から徐々に、北海道や東北との縁ができてきた。もっともそれは、仕事がメインである。 私は、国内を観光で巡ることはあまりしないので、特に、一時期まで東日本とは無縁だった。それが、仕事を通してだんだんと東日本に馴染んでくると、あること…

棚から牡丹餅が身に染みる日々

私も、人生を振り返る時が時々ある。 還暦前のそれなりの年齢になって来たこともあるが、昔から、人との出会いによって、人生で影響を受けてきたことが山のようにあり、時々振り返ってみると、本当に偶然だと思うし、奇跡と思う事もある。 もちろん、全ての…

真・情報化時代の幕開け

情報化時代、情報化社会と言われて、ピンと来る人がどれだけいるだろうか? 実は、こういう言葉が使われだして結構長い。 私は、たまたま、IT業界に属して仕事してきたので、理解はできる方だが、そもそも、IT業界と一部の識者や専門家が1960年代ご…

グランドデザインとアーキテクチャーを軸に

私はグランドデザインという言葉が、とても好きだ。 この言葉に最初に触れたのは、セコムの創業者の飯田さんの書籍。 創業したばかりの頃、会社経営については全くの素人の私。 身近な人を頼りに経営のてがかりも必死で探したが、同時に気に入った経営者の本…

お元気なシニアの特徴

長生きの秘訣。 人生100年時代を満喫するには? 老後を楽しむ? ハッピーライフの過ごし方・・・。 実に色々と表現はあるが、日本の高齢化社会の課題解決のためには、高齢者が一人でも多くお元気で長生きをしてもらうのが一番だ。 誰しもが納得するし、い…

農業と自然とシニア

農村や漁村に行くと、シニアの方は皆さんお元気だ。 少なくとも都会で生活している人よりも、生き生きとして見える。 実際、田舎には、農家を営んでいる人が多く、農家では、そもそも、皆さん生涯現役の人が多い。私の親もすでに他界しているが、生涯現役を…

即決もあれば考えすぎることもある

待てば海路の日和あり。 ときどき、気になる言葉だ。 何かの困難に遭遇した時、なかなか考えがまとまらない時、物事を決めるのに躊躇がある時。人間はとかく何事も、即決即断という訳にはいかない。 もともと、航海をしていて嵐に遭遇しても、時にはじっとし…

不思議な研究に没頭する人がいる世の中の不思議

蓼(たで)食う虫も好き好き。 子供の頃習った諺、今更ながらよく言ったものだと思う。 たでという、とても苦いと言うか、まずい草を食べる虫がいるという言い回しだ。 実際、人間に当てはめても様々な世界でこのことを実感する。 私がお付き合い頂いている…

考えはたえまなく変化して進化する

信念やポリシーというのは、人生において大切だ。自分の人生哲学という言い方をしても外れてはいない。 いつの頃からだろうか。 私も考えることは好きである。というより習慣と言ったほうが正確かもしれない。何をしていても考えている。ついつい、考えるこ…

健康寿命と貢献寿命

今、「健康寿命」を意識して暮らしている人はどれくらいいるのだろうか。 私の記憶では、この言葉が認知され出したのは、数年前だと認識している。2015年12月に上梓した『もし波平が77歳だったら?』をまとめるにあたって、健康寿命についての統計やデ…

北海道の小さな農家

北海道は第一次産業が盛んだ。 自給率もカロリーベース217%(令和2年)と、本当に自然の恵みの豊かなところだ。 特に酪農や畜産も含めた農業は、スケールも大きく、四国育ちの私から見たら、同じ日本とても思えない。 昨夏、はじめて旭川の当麻町を訪れ…

ストレス社会から脱する方法を考えてみる

日本がストレス社会であると、自覚している人はどれだけいるだろうか? メディアでもそういう情報は多い。 日常生活ではどうだろうか? 日本ってストレス社会だよねという会話は日常会話でも増えてきたように思う。 では、海外から見たらどうだろうか? 日本…

“音楽と私”について話してみた

音楽と私。 これは今年の5月、ブレインナビオンという知のオンラインサイトの番組、未知への挑戦で私が話したタイトルだ。 話しするにあたって、音楽について、改めて色々と調べてみた。 思っていた以上に知らないことだらけだった。 音楽の意味。曖昧と言…

ピンチはチャンスなり、本当だろうか?

順風満帆という言葉がある。 仕事に限らずプライベートも含めて、今までの人生を振り返って、実際に順風満帆だったと言える時期、期間はどれぐらいあっただろうかと考えてみる。 なんとなく、20代では、仕事でそんなに責任がある立場でもなかったし、難し…

人間にとって慣れてよいこととそうでないこと

人間、慣れほど怖いものはない。 私も、この良くない慣れにどう抗っていくかの毎日でもある。 マンネリというのもその一つだろう。 この慣れの怖さを、仕事の中で最初に実感したのは、新卒の時だ。 私は、ゼネコンに就職した。工事現場で働いたわけではない…

誰もできないことをする人は応援したくなる

今、メジャーリーガーの大谷選手から目が離せない。 もちろん、これは、私に限らず、多くの大谷選手ファンや野球ファンも同じだろうと思う。 それに加えて、全く野球に関係のない人まで応援している。それはなぜだろうか? 根底には、日本人としての誇りや魂…

知らなかったから出来たことは結構ある

分かっていたら、しなかった。 知っていたら、挑戦しなかった。 実は、人生において、こういうことは結構あると思う。 創業者仲間と、飲みながら話しすると、こんな話で、妙に馬が合う。 世の中には、色々な起業のパターンがある。 会社のことをしっかり学ん…

本を書いて活用したいと思ったら・・・

自費出版という言葉を聞いたことがある人は、どれだけいるだろうか? 実は、これは出版業界の独特の言い回しである。 初めて聞く人にもニュアンスは伝わると思う。自費だから、著者自身がコスト負担して出版をするということをわざわざ明示する理由は何か?…

仕事で如何にテンションをあげるか?

集中力は、仕事においてもスポーツに置いても、ここぞという勝負どころではとても重要である。とは言いながら、四六時中、集中力を高くすることは、人間には多分不可能だ。 例えば、アマチュアゴルフ程度でも、すごく感覚的に今いけていると感じる数ホールが…

生みの苦しみを感じる仕事

久しぶりに本づくりで苦しんでいる。 今年は、自分の著書を何冊か創ると決めた。 今で、3冊発刊したが、相変わらず、本創りは大変だ。言い方を変えると、仕事で生みの苦しみを味わっている日々だ。 長年仕事してくると、経験が重なって仕事に慣れてくる。要…

ITの進化が早すぎて使いこなせない現実

世の中に、ITほど進化の早いものはないと、最近つくづく思う。 もちろん、40年近くIT業界に関わっていると、最近になって急に驚いている訳ではないが、それにしてもここ数年の変化の激しさには疲れ果てる。 私たちの身近で言えば、車や食料品なども次…

赤ちゃんもゼロ歳、その親もゼロ歳

“赤ちゃんはゼロ歳、その親もゼロ歳。” もう30年以上の前であるが、私の子供が誕生した時に、友人夫婦が教えてくれた言葉だ。 もうすっかり、その頃の子育ての感覚は忘れたが、親として初心者マークだった立場としては、とても安心し心穏やかになった記憶…

徳島県人が控え目な理由

最近、徳島を訪れることが多くなった。 私の実家があるのが、実家に帰っている訳ではなく、仕事の関係で、行く機会が急に増えている。 メインは、地域活性化に関する活動の一環である。10年以上前に、経済産業省のクールジャパンプロジェクトに採択された“…

運動不足を気にしている毎日

日本国内にずっといる。 もうそろそろ、2年半になる。 しかも、私の場合は、神戸が住まいで、少なくとも今の日本では都会の部類だ。こんな便利な場所に入ると、ふと気づいたら、今日は、全然歩かなかったという日も多くなる。 私の場合は、スマホで歩いた歩…

コンサルタントかペースメーカーか?

ペースメーカーと聞いて何を連想するだろうか? 殆どの人は、医療機器だろう。 実は、私たちの会社では、ペースメーカーという商標を保有している。 簡単に説明すると、本業である企業支援のサービスをペースメーキングするという意味だ。 最近、色々なとこ…

初心忘るべからずはとっても新鮮

最近、とっても新鮮に感じたことがあった。 それは、“初心忘るべからず”。 子供の頃から馴染んでいる言葉である。 考えてみたら、折に触れて、口にしてきたと思う。声にすると言うよりは、心の中で念じてきた言葉ではないだろうか。 実は、あるアーティスト…

最近の若者と接していて想うこと

自分が若者だった頃のことは時々思い出す。 だんだんと、そういう時の記憶や考えていた事は薄れているが、最近の若者と接していて想う事はそれなりにある。 きっと、私が新興国や地方活性化の活動で若者と接することが多いのもあるが、結構、型にはまらない…