近藤昇の「仕事は自分で創れ!」

「仕事は自分で創れ!」ブレインワークスグループCEOの近藤昇が、日本とアジアをはじめとするエマージンググローバルエリアに対する思いやビジネスについて発信します。

2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧

知的好奇心を抑えられない日々

「知的好奇心の塊ですよね。近藤さんは」 10年近く前、この知人の依頼で、新興国のビジネスについて講演した時のことである。知人にこんなふうに言われたのが、いまだに脳裏に焼きついている。なぜかと言うと、知的好奇心という言葉がとても気に入っているか…

本創りにおいて読者対象をどう考えるか?

本を創る立場になると、気になる事が沢山出てくる。 本当に自分の読んでもらえる読者がいるのだろうか?こんなこと書いて、批判を浴びないか? 売れなかったらどうしよう。 まあ、何事もそうだが、処女作というのは特に未知の世界で、不安や心配も頭をよぎる…

何事も“ほどほど”が丁度よい

ほどほど、たまたま、ぼちぼち、そこそこ、まあまあ、だいたい・・・。 会話していて、結構、こういう曖昧な言葉の納得感が高まる時がある。 私は、自分の人生も他人の人生も、結果から見ていて、かなり“たまたま”だとつくづく思う。 それを、私は昔から偶然…

本の本を制作しています

本と出合わなかった人生だったとしたら、私はどうなっていたのだろうか。 最近、良く考えるようになった。 とくにコロナ禍になって、本との関りがとても密に深くなった。これは、仕事においても生活においてもである。 そして、私のこの先の人生は特に本との…

再び、徳島とベトナムをつなぎます

先日、徳島で久しぶりにセミナーをした。 キーダ地域連携セミナーとして行ったものだが、テーマは”変化適応を軸に考える―未来志向経営について―”。 少人数のセミナーと質問コーナーであったが、事前の予想通り、新たなつながりが生まれた。 徳島出身の私が、…

我慢の限界と表現の仕方を考える

世の中には実に温厚な方がいる。 いつもニコニコ、笑顔を絶やさない。私はこういう方に出くわすと、とても真似ができないと思っているし、率直に凄いなと思う。 ところが、長年、色々な人と接していると、人間は奥が深いことに気づくようになる。 実際、いつ…

多文化共生のつぎに来るものは・・・

私は宇宙人です。 こんなことを言う人は、冗談好きな人以外まずいない。 では、私は地球人です。は、どうだろうか。 一昔前、と言っても10年ぐらい前だったら、ちょっと変な事を言う人か?と思われたかもしれない。 ところが、今どうだろうか? もうしばら…

改めて在宅勤務がどうなっていくかを考える

先日、NTTが全社員在宅勤務のニュースが流れた。私の周りでも結構話題だ。 もともと、コロナ禍の中、在宅勤務を積極的に推進してきた企業も少なからずあったが、このNTTのニュースのインパクトは大きい。 規模もそうだが、NTTと言えば、通信の基幹…

久しぶりにパスポートを眺めてみた

もう2年以上、パスポートを使っていない。 コロナ禍で、海外に行くことがなくなったからであるが、ここまで、パスポートを気にしなくなったのは、いつぐらいからだろうか? 30代半ばから、約20年間、海外に行かない月はなかったぐらい、毎月、どこかに…

人に仕事を頼むのはやっぱり難しい

仕事のやり方は、色々とあるが、一人でするか複数でするかによって、全く違う。 一人でする仕事の典型なものに、画家や作家などが思い浮かぶ。基本的に、誰かと一緒、誰かとチームを組んでいることはない。 会社で仕事するのは、全体感で言うと、一人で仕事…

都会の街中のスケートボードで思うこと

最近、ちょっと気にしていることがある。 自社のオフィスへ歩く途中にも、時々見かける張り紙がある。 “スケートボードは禁止です。見つけたら、警察に通報します。” 確かに、ここ数年だろうか、神戸の街中でもスケートボードをしている若者が目立つようにな…

メンテナンスが充実している日本

何事もそうだが、その環境に慣れてしまうと、そのありがたみや、自分たちが如何に恵まれているかを忘れてしまう事が多々ある。 ある意味、人間は慣れるということが平穏に生きるために重要だし、これは動物的な本能かもしれない。 そういう意味で、日本人が…

日本のサービスはやっぱり凄いですね

久しぶりにJAFのお世話になった。 JAF会員になってすでに40年ぐらいになる。 小雨の降る有料道路を走っていて、突然、軽めのバースト音。急に、車の走行に支障をきたした。きっと、パンクだろうと思い、非常駐車帯があるのを思い出し、500mぐらい走…

SDGSについて改めて考えてみた

酷暑の日々が続く中、今週の火曜日、KOCOAでハチドリ倶楽部のセミナーを開催した。 ハチドリ倶楽部は一般社団法人SDGsソーシャルデザイン協会が運営している。この代表理事が、都築冨士夫さんだ。私は都築さんとは、10年以上のお付き合いになる。…

時間を決めて話しする訓練はとても重要

人前で話しすることが苦手な人は結構多い。 私もその一人だった。20代の記憶では、とにかく3分間スピーチがいやでいやで仕方なかった。 世の中、働いたり活動していると、朝礼や何かの機会に3分間スピーチしましょう、とうのは意外と多い。 私が知るとこ…

ブルーでもレッドでもないオーシャンはどこに?

ブルー・オーシャン、レッド・オーシャン。 登場頻度、そこそこのビジネス用語である。 単純に考えれば、ある会社の事業領域として、ブルー・オーシャンかレッド・オーシャンを攻める、開拓するという話になり、一般的な常識では、ブルー・オーシャンを探せ…

最近神戸の評判が良いと感じる訳

最近、私の周りでは神戸の話題が多い。 簡単に言えば、仕事中心のお付き合いの中で、多くの方に神戸にお越しいただくようになった。 このブログで何度か書いてきたが、私が神戸に定着してもう2年半になる。1993年12月に、会社を登記したのが神戸。実…

起業家を輩出したい人達と支援する人達

先日の日経新聞に、起業家の借り入れ保障を廃止する方向の記事を見かけた。 当然、背景には、一向に期待通りに増えてこない起業家の数を何とかしたい人達の思惑が見える。 日本は欧米など比べて起業家の生まれる数が少ない。また、成長著しくかつビジネスチ…

ビジネス教育と社会勉強のギャップ

今、何らかで働いている人で、仕事するための教育を全く受けたことがない人は少ないだろう。 例えば、社会人になれば、新入社員教育がある。大企業やエクセレントな会社であれば、必ず、ちゃんとした入社後研修を受ける。中小企業にしても、ピンキリではある…

今どきのアイデアの活かし方

アイデアを生み出して仕事をする。 実は、これは私が約30年前に創業した時の願望だった。 当社の名前はブレインワークスだが、最初は、アイデアという名前を使う考えだった。色々と斬新なアイデアを生み出しながら事業展開する。こんなイメージの会社を創…

何年ぶりですね、をどう考えるか?

最近、何年振りかの人に再会する機会が増えて来た。私から、久しぶりに連絡することもあれば、相手から連絡いただくこともある。 特に、SNSの世界だと、何年ぶりという連絡はしやすい。 それ以外だと、メールか電話であるが、私も世間も、なんとなくネッ…

シニアライフが何よりも優先される国へ

去る6月27日。 神戸にあるKOCCA(KOBEグローバル共創活動センターの略称、ココアと読む)で開催されたリンフィット主催のフォーラムは、とても意義のある、中身の濃い内容になった。 リンフィットとは、シニアライフ社会推進コンソーシアムの略…

賛否両論を色々と考えてみた

SNSで賛否両論。 最近、よく目にするフレーズである。 私は、どうもこの表現に懐疑的だ。 何かのニュースや誰かの投稿に賛否両論という使い方が一般的だと思う。賛否というからには、肯定と否定という両極端の意見があるということだが、否定が過ぎとる揚…

若い頃の仕事力はどんなものかを考えてみる

働きだしてからそろそろ、40年になる。 正確には、22歳の時からなので、いまで38年目になったところだ。 私が就職した時はまだ、高度経済成長期の中にあった。今の様な社会全体の危機感を感じることはなかった。 もっとも、私自身がほぼ何も考えずに社…

ダメな理由を言うのはタイミングがある

こんなタイトルで書きだすと、私の周囲にいる人達に怒られそうだ。 私は自他ともに認める“アグレッシブ”な性分だ。 長年のビジネスパートナーが、誰かに私を紹介して頂く際には、本当にそう伝えるようだ。 とにかくアグレッシブな人だと。 実は、40過ぎぐ…

いいねを押せばいいねが増える?

"いいね"と言えば、Facebook。 "スキ"と言えば、Note。 どのSNSの投稿も、反応ボタンが付いていて、投稿に対してのこちらのアクションができる。 考えてみれば、これはSNSに限ったことではなく、人間社会のどんなところにもある話である。…

果たして自分とそっくりな人はいるのだろうか?

自分とそっくりな人は、いるのだろうか? こんなことを時々考える。 どんな時に考えるかと言うと、とことん、自分てどういう人間?どういうタイプ?何がしたいの?こんな思考回路になる瞬間があり、こんな時である。 まあ、日本人なので、意識は同じ日本人の…

競争と共創のバランスを考える

最近、共創という言葉を使う企業や人が増えてきたことを実感する。 私もこの共創はとても好きな言葉で、創業時に“共創の匠”という言葉を商標申請して、いまでも保有している。 簡単に意図を説明すると、日本も高齢化社会が始まっていて、職人や技術者の日本…

オープン過ぎると言えないこと

“本音トーク”とか、"ぶっちゃけ話”とか、"ここだけの話”とか。 こんなにフレーズを聞くと、耳を傾けたくなるし、興味津々となるのが人間の性だろう。 もちろん、個人差はあるが、人間は本能的に、こういう話は好きだ。そもそも、噂話を好きなのも人間特有の…