近藤昇の「仕事は自分で創れ!」

「仕事は自分で創れ!」ブレインワークスグループCEOの近藤昇が、日本とアジアをはじめとするエマージンググローバルエリアに対する思いやビジネスについて発信します。

2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧

サービス業はムラが大敵

サービス業は第三次産業である。 だから、ものづくりではない。感覚的には、人が人に対して、対価を得て行うサービスを提供する仕事であると考える。 日本はモノづくりにおいて世界で突出して評価を得ていた時代がかつてあった。もちろん、日本のモノづくり…

人間はどうして新しいものを欲しがるのか?

人間が新しいものを欲しがるから、新製品が登場するのか? 新製品が生まれるから、新しいものを欲しくなるのか? どちらも正しいような気がするが、今の日本は、とにかく新しいものが氾濫している。 車にしてもお菓子にしてもお酒にしても・・。次々と新商品…

パットもドライバーも同じ一打

ゴルフは実に不思議なスポーツの一つだろう。 メンタル的な要素が強いとか、自然環境の中でするが故のドラマであるとか、競技時間が結構長いであるとか、特徴のあるスポーツである。 経営者が一番好きなスポーツでもある。 今回は、ゴルフの話をベースに仕事…

DX社会、営業の新規開拓の方法は二極化する

営業の新規開拓は、中小企業にとっても大企業にとっても企業経営の生命線だ。 もちろん、既存顧客をフォローするルート営業が主軸の会社もある。 しかしながら、今のように経営環境の変化が激しいと、矢継ぎ早に事業創造、新商品開発と企業も柔軟に進化をし…

何でもかんでも調査が先の日本は大丈夫か?

何事もやってみないと分からない。 私の信条の一つである。 なにも、ビジネスの新規事業のことだけを言っているのではない。 人生そのものがやってみないと分からないと思っているし、そういう感覚で日々過ごしている。 "人間万事塞翁が馬"ということわざに…

誰にでもできる仕事をいかに作るか?

仕事は限りなく効率化できることが理想だ。 私もすでに40年近く仕事をしてきたが、未だに永遠のテーマの一つである。 仮に自分一人でする仕事を考えた場合でも、いくらでも効率化できる余地はある。毎日が試行錯誤と言っても過言ではない。 同じことをする…

自分のレッテルは誰が貼る?

自分がどう思われたいか? 世の中には、全く気にしない人もいるかもしれないが、私は、かつて出会ったことがない。 一見、人のことはまったくお構いなし、自分がどう思われようと無関心ですという感じの人はいる。だが、実は違う。 そういう振る舞いそのもの…

最近、短期出張の新たな価値が分かってきた

この1年、私の短期出張は劇的に増えた。 コロナ禍前は、海外や東京に少なくとも数日単位でまとめて滞在していたが、今は、一泊2日の出張が私の定番のパターンになりつつある。 最近の仕事感覚で言うと、一泊2日の出張というのは、どうしても時間がタイト…

頼んだり頼まれたりの人間関係

仕事柄、私は何かを頼まれることは多い。 もちろん、ビジネスで考えたら、仕事の依頼ということになる。ただ、私の経営のやり方もあるが、仕事に直接つながらなくても、仕事にならなくても頼まれることも実は多い。 その理由は、単純で、私が頼まれることを…

断られる勇気と経験

"嫌われる勇気"という本が流行っている。 発刊は、2013年だが、根強く売れているような感じだ。 このタイトル、多くの人の機微に触れる事だろう。なぜなら、人間は本能的には、他人に好かれたいと思っている。 言い換えれば、嫌われたくないわけだ。 私…

結果に一喜一憂しない境地とは?

結果に一喜一憂しない人は世の中にいるのだろうか? 私は子供の頃、極端なあがり症だった。 だから、人前で何かするようなことになると、心臓がのどから飛び出るぐらい緊張した。 例えば、音楽の授業で歌を歌う。ちよっとした演劇で台詞を言う。そもそも授業…

地道な仕事は好きですか?

今でも思い出す仕事がある。 それは、学生時代のアルバイトだ。 私は、農家生まれ農家育ち。親父からしたら、子供の私を労働力としてもカウントしていたのは間違いない。それが当時の農村の常識だった。 まあ、対価を得ていたわけではないので、仕事とは言え…

本のつくり方を知りたい人のために・・・

世の中で、本を書いてみたいと思う人がどれぐらいいるだろうか・・。 そして、実際、本を書いて出版に至る人の数は? 私は、何年か前、こういうことを大雑把に計算してみたことがある。 私の試算では、本を実際に書くのは、100人に1人ということになる。…

仕事の遊び心

仕事の遊び心。 自分で言うのもなんだが、結構ある方だと思っている。もっとも、こういう類の話を、ビジネスで関わっている人とはめったにしない。 理由を考えてみたら、それは至極当然で、私の仕事柄、お付き合いは殆ど経営者である。上場会社の社長から中…

事業承継にAI君を使う理由

先日、介護サービスを営む社長と、思わぬところで意気投合した。それは、AIを使った事業承継だ。 そして私は我が意を得た。 自慢話ではない。 私ぐらいの年齢になると、創業者なら誰しも事業承継をどうするかを考えている。しかし四六時中考えている訳では…

最近本をあまり読んでいない・・・

最近は、本がなかなか読めない。 一方で、読みたい本がどんどん、積まれていく。 あの有名な“つんどく”状態が続いている。 自分で言うのもなんだが、本を読むことにあまりにもムラがある。 もちろん、私は、リタイアして悠々自適に過ごしている訳ではないの…

連続ブログ投稿を丸2年達成して想うこと

長いと言えば長い。 済んだことだからあっという間とも言える。 コロナ禍の真っ最中、本当に色々あった。我ながら、その間の記録という意味でも意味があると思う。 今日のブログが730回目になる。 正確に言うと、2020年6月14日から、毎日ブログを…

はっきり言えないことの仕事のロス

私ぐらいの年齢になると、生まれ持った性格はつくづく変わらないと自覚が出来てくる。 もっとも、個人差があるだろうし、そもそも、自分の生まれ持った性格は未だに完璧には分からないが。 生まれ持った性格で、はっきり言える人が世の中にどれだけいるか分…

やる気スイッチをオンにするコツ

人間、やる気になるかどうかはとても重要だ。 仮に、同じ仕事、同じ活動をしても、やる気満々でするのと、いやいやするのとでは結果はまったく違う事も多い。 そもそも、結果だけではなく、その過程、つまりプロセスを満喫できるかどうかの差にもなる。 私も…

ファーストペンギンとセカンドペンギンの違い

どうも私の周りには、へそ曲がりな人が多いようだ。 まあ、いきなり、こういう表現を使うとその方々にお叱りを受けそうだが。 実は、本音は皆さん、嫌いではない表現だと思う。少しいいかえると、他人と違う事をしたい、人のまねをしたくない。となる。 特に…

大きなハードルの超え方

先日、久しぶりにテレビを観た。 それは、「BMW日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」の決勝。日本のメジャー大会だ。 2時間ほどの観戦が実にスリリングだった。 最近は、松山選手が活躍しているのもあって、プロゴルフは、海外のものしか関心がなくなって…

ネットで叩かれる人が増えた?

最近、気になることがある。 それは、ネットで叩かれる人のことだ。 実際は、ネットの情報発信の場に私が触れる機会が増えたから、そう思うのもある。 ネットで叩かれる人がいるということは、ネットで叩く人がいる訳である。 そもそも、このネットで叩くと…

事業計画をどう考えるか?

仕事で何らかの計画書を書いたことがある人は、働く人の中でどれぐらいいるだろうか? 真っ先に頭に浮かぶのが、プロジェクトの計画だろうか。計画には、他にも色々ある。忘年会をするにしても何らかの計画は必要だし、社員旅行などもそうだ。簡単なものまで…

人が集まると何が起こるのか

やっぱり、直接が良いよね。 リアルじゃないとダメだよね。 街のあちこち、ビジネスの現場で、こういう会話で充満している。 4月あたりから、コロナ禍以前とまではいかなくても、普段通り人が会う、集う、飲むなどが復活しつつある。 のど元過ぎたら熱さ忘…

デジタル人材が不足しているって本当?

デジタル庁が設立された。 そして、デジタル人材が不足していると言う。 メディアでは、100万人近くが不足しているとした試算が載っていた。 唐突に出てきた感じがある、デジタル人材。 正直、IT業界に40年関わって来た私から見ても、よく分からない…

中小企業はアナログが当たり前

この20年ぐらい、中小企業は受難の時代だ。 もともと、中小はかつての高度経済成長時代の原動力と言われながらも、その立場は様々な面で弱かった。 特に、元請け下請けという構図や系列の中で、身動き取れず自立する機会を削がれてきた。 そしてバブル崩壊…

自分のプロフィールの書き換えで想ったこと

先日、拙著の発刊にあたり、著者紹介のプロフィールを書き直した。 その内容が以下である。 近藤 昇 株式会社ブレインワークス代表取締役。 1962年徳島県生まれ。神戸大学工学部建築学科卒業。一級建築士、特種情報処理技術者の資格を有する。大学卒業後、不…

昔の自分、今の自分、未来の自分

マイセルフ。 長渕剛さんの結構昔の歌だ。 もう10数年前のこと、元社員とカラオケに行った時、退社した元アシスタントの彼女が熱唱していた。とてもさっぱりした凛とした女性だったが、その歌いっぷりが今も脳裏に焼き付いている。一緒に聞いていた会社の…

アワーファームでの収穫祭は格別

先日の土曜日、待ちに待った収穫祭を行った。 朝の7時前に現地入り。早速、2時間後のスタートに向けて各々の準備を始めた。 私は、野菜炒めの準備をした。誰から言われたわけでもなく、私の野菜炒めは十八番だからだ。学生時代も、ベトナムに住んでいる時…

おじさん達の昔の話

こういうのを昔自慢と言うのだろうか? 最近、おじさん達の昔の話を聴くのが楽しい。 おじさん達のご年齢は、皆さん、70歳を超えている。 先日もひょんなことから、知り合いの方の若い時の話になった。昼食を一緒させていただきながら、その方が、20歳ぐ…