近藤昇の「仕事は自分で創れ!」

「仕事は自分で創れ!」ブレインワークスグループCEOの近藤昇が、日本とアジアをはじめとするエマージンググローバルエリアに対する思いやビジネスについて発信します。

2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧

囲い込みの時代の窮屈な生活者

ビジネスホテルでのチェックイン。 最近、結構煩わしい。 コロナ禍前は、そう気にならなかった。 これは、日本のビシネスホテルでの話だ。 以前は、海外を動き回っていたので、新興国の地方でのホテル利用は結構大変だった。予約が出来ていなかったり、空い…

ポケベルの時代とSNSの時代の違い

先日、オンラインでブレスタフェスタを開催中に、ひょんなことからポケベルの話になった。 ブレスタフェスタ 第7回ブレスタフェスタ ~多文化共生による地域活性化フェスタ~ | ブレイン・ナビオン(Brain Navion)brainnavi-online.com 老若男女が参加して…

勉強しますは2つある

勉強します。 皆さん、日常のビジネスの場でどれほど使いますか?目上の人に対してであれば、勉強させていただきます。というのが自然だと思う。 私も時々は、勉強します。と今でも使うことはある。ただ、正直、自分がプロと考えている領域では言わない。 例…

孤独とどう向き合うかは人それぞれ

孤独を好きな人はどれぐらいいるだろうか? 私は、仕事もプライベートでも一見社交的に見えると思う。なぜ、そう思うかと言うと、人に関わるのが好きなのと、そういう人が集まる機会を仕事の場として、それなりに創造してきたからだ。 まあ、オーソドックス…

そもそもビジネスチャンスとは何だろうか?

ビジネスチャンスを掴め。 結構私も好んで使ってきた言葉だ。 本のタイトルにも使ってきた。 特に、新興国で活動していると、見るもの聞くもの体験するもの、全部がビジネスチャンスに感じるのである。 ベトナムには随分沢山の日本の創業社長をお迎えした。…

久しぶりの空の旅路で想うこと

最近、めっきり飛行機に乗る機会が減った。 最大の理由は、ご多分に漏れずコロナ禍である。 飛行機ブランクが長くなってくると、飛行機の存在意義と飛行機に乗る意味を結構考えることが多くなってきた。 コロナ禍以前だと、毎月必ず海外に出かけていたので、…

神戸の街の再開発と建築を見ていて思う事

建設ラッシュ。 日本の高度経済成長時代の代名詞の一つだ。 私は、建設産業に長年関わってきて、日本の建設産業の行く末には人並み以上に関心がある。 日本の建設業は、とっくに曲がり角にある。 簡単に言うと、新築のオンパレードから建設物のメンテナンス…

私の思う上司像

"どんな上司と仕事したいですか?" これから社会人になる若者に聞いたら、 どう答えるだろうか? まあ、きっと、人間力が豊かであるとか、優しいとか、頼りになるとか、だいたいこのあたりが上位にくるではないか。私も、社会人になりたての頃、そんな風に思…

やっぱりアナログ庁が必要な訳

今、日本はデジタルブームと言っても過言ではない。要因は大きく二つある。 一つは、DXが世間を席巻していて猫も杓子もDX一色になってしまったことだ。 ITに関する世界では、こういうバズワード的なブームを繰り返しているにすぎない。私のように約4…

会議はとにかく短い方が良いわけ

会議を行わず仕事ができるだろうか? 世の中の大抵の仕事には会議はつきものだ。 仕事でなくても、学校のPTA、町内会の集まり、首脳会談、国連の会議。実に沢山の会議がある。そして、会議と言うのは総じて長い。 私は率直に、会議はできるだけ短くしたい…

仕事のプロセスを共有できない人が多すぎる

仕事ができる人は、世の中に沢山いる。 十把一絡げ(じっぱひとからげ)で言えば、仕事が出来そうな人は皆一緒に見える。しかし同じ仕事ができる人でも、やり方の違いによっては、仕事ができる人の価値は雲泥の差になる。 そのやり方とは、仕事のプロセスを…

”改めて考える、日本人らしさとは何だろうか?”

日本人らしさの前に人間らしさですね。

起業に準備と勉強はどれぐらい必要か

起業塾、創業塾。 あるいは言い方は違うかもしれないが、この類の勉強会やセミナーは、起業数が欧米に比べて圧倒的に少ない日本でもそれなりに存在する。 逆に言うと、少ないからこそ、起業家を増やそうと言う意図も理解する。また、中小企業の第二創業も創…

シニアでないと出来ないことは何か?

シニアの方の遣り甲斐や働く機会の創出、社会活動への参加など、色々と充実したシニアライフが送れるように社会が進化することは、誰にとっても望ましい。 一方で、シニアが若者たちと競い合いながら、働いたり活動したりすることはあまり望ましくない。出来…

見える化の時代に見える化されると困ること

今やビジネスの世界において、見える化というキーワードは、当たり前の概念やビジネスのやり方になりつつある。 見える化が流行るということは、見えないことが沢山あるということであり、かつそのための弊害というのがある訳である。 まず、深刻な話しから…

情報収集を魚釣りで考えてみる

情報収集は私の事業活動の生命線だ。 もっとも、私に限らず経営者や第一線のピジネスパーソンで、情報活用の重要性と価値を分かってない人はいないだろうから、日々、何らかの情報収集活動をしているのは間違いない。 この情報収集という表現は、仕事に限ら…

違いからはいる日本人の課題

ベトナムで長年活動してきて、しばらくの間、判で押したように質問されたことがある。 それは、2つだ。 一つは、現地で稼いだお金をどうやって日本に持ち帰ることが出来ますか? もう一つが、ベトナム人と中国人は違いますよね? いまでこそ、こういう質問…

人間の基本は結局のところストレスとどう付き合うか

“近藤さんはストレスはないのですか?” 今でもたまに聞かれることがある。 こんな時、間違いなく、なんか鉄人のように思われているんだろうなと自覚している。 実際、日本語通訳を担当してもらっていた、ベトナム人女性の部下に10年以上前に、近藤さんは鉄…

アクティブシニアの定義と役割

お元気なシニア。 こういう方は昔からどこにでもいた。 私の記憶の中には、メディアで話題になった金さん銀さんが今でも強烈に残っている。キャラクターとしても愉快な方と言う印象に加えて、姉妹で100歳を超えていたという話題性が大きかったと思う。 2…

未知と混沌が私の最近の関心ごと

ここしばらく、“未知と混沌”に凝っている。 実は、この組み合わせ、昨年の11月、ビジネスパートナーの峯本さんと食事している時に、舞い降りてきた感覚だ。 もともと私は、未知も混沌もそれぞれ好きだった。峯本さんとの会話はいつにも増して、波長がドン…

コミュニティに溶け込むことは難しいのか

定年後のシニアでよく話題に上るのが、地域のコミュニティになかなか溶け込むことが出来なくて、苦労している人達のことである。映画にもなるぐらい今の世の中では切実なのかもしれない。 象徴的に書けば、今どきの定年65歳まで、エクセレントな会社を勤め…

DX時代に紙の本の方が見直される訳

紙の本がなくなる。 たった数年前まで、こういう話がまことしやかにビジネス界で囁かれていた。 すでに世は、電子書籍の時代に突入した。短絡的に考えれば、紙の本が全部電子に変わる。実際に、こんな方向性を語る人もいた。 まあ、なんでも極端に言えば、人…

知れば知るほど幸せのチャンスが見えてくる

高齢化社会ほど実態の見えにくいものはない。 原因は幾つもあるが、最大は思い込みであろう。 また、様々な世代の無関心もある。 残念ながら、シニア自身も高齢化社会の現状を知らない人が多い。 波平の話ではないが、未だに60歳を過ぎたらご隠居モードの…

相変わらず便利にするためのDXばかりの日本

今のところ、日本のDXは、もう30年以上続いているIT化とほとんど変わらない。 理由は簡単だ。 相変わらず、生活や仕事を便利にするためのDXばかりが今目立つ。 私は以前からこのブログにも書いてきたが、日本のように出来上がった国は、不便で解決し…

世の中にキャリアが必要な仕事はどれぐらいあるか?

働いていると、否が応でも自分のキャリアアップを気にするようになる。 今どきは、一生一つの会社でと言う人はレアケースだろうが、それでもしっかりと年々報酬アップしようと思えば、キャリアアップは欠かせない。 当然に、大企業などではしっかりとサポー…

思い込みに如何に抗うかを考えてみる

思い込み。 このキーワードは思いのほか、日常会話でよく使う。 例えば、“あの人、思い込みが激しくて付き合うのは大変だ”、“知らなかった。小さい頃からそう思い込んでいた”、“思い込みで仕事しないようにしなさい”。 まあ、こんな感じで色々と思いつくし、…

本を読んでいて思うこと

最近読書にハマっている。 とは言いながら、時間がない。 ストレスとまではいかないが、読みたい本が沢山あって、Amazonで購入だけしておいて、読む機会がなかなかない。つん読に加えて、書棚に並べている本がどんどん増えていく。 実は、これはこれで…

インスタグラムに投稿を続けていて想うこと

インスタグラムの投稿がもうすぐ2000を超える。だからと言って、特段何かある訳ではないのだが、私の場合は、インスタに関しては、ほとんどが写真のみの投稿だ。 コメントを書くこともほぼないし、タグ設定もめったに使わない。要するに、本来の意味での…

働く環境だけを変えてもイノベーションは起こらない

かつてないほどのイノベーションブームである。 私は働きだしてそろそろ40年。 イノベーションという言葉に出会ったのはいつ頃だろうか? 明確には覚えていないが、創業した時ではない。 今から30年前のこの頃は、第三次ベンチャーブームがまさしく始ま…