2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧
ビジネスに交渉は付き物だ。 よく使われる別の表現では、ネゴがある。 英語でNegotiation。 交渉力がビジネスパーソンの重要なスキルの一つであるのは間違いがない。 ただ、交渉と言うからには、交渉力が必要な職種は限定される。 交渉するのは誰とするかと…
セルフサービスと言えば料金が安いのが定番だ。 顧客として誰かにサービスしてもらう以上、その対価を支払うのは常識だ。 日本にはチップ制はないが、その分、人によるサービス料は、代金に含まれると考えるのが自然である。 経営する側からすれば、サービス…
偶然を自分の人生に肯定的に受け入れられるだろうか? 皆さんはいかがでしょうか? 偶然とは反対の意味で連想しそうなのが、計画的ということではと思う。 計画を無視して、思い付きで何かするということが、偶然を楽しむということでは決してない。 人間に…
すでにベトナムは1年を越えて行っていない。 一方で、毎月、ベトナム人とオンラインでMTGや対談などを行っている。 つくづく、便利な時代だと思う。 去年の3月のビジネスパートナー達との食事会や面会がとても懐かしく思える。 なぜ、その国で活動する…
この数年で一気に定着したITツールがチャットだ。 私なりに定義すると、基本的にはビジネスで使うコミュニケーションツールである。 いわゆるプロジェクトでのコミュニケーションや、組織活動における情報の共有や報告などにも使う。 では、このチャットと…
企業経営の現場で、どこの会社にも見受けられるのが、部分最適と全体最適の問題である。大きな企業や組織などでよくいわれるセクショナリズムは典型で有名な話である。 そこそこの会社になると事業部制になっていて、独立採算指向が強くなる。事業部間の競争…
再び、世間ではITブームがやってきた。 いちいち挙げだしたらきりがないが、この30年間で数回はこういう盛り上がりがある。 誰が仕掛けているのかと言えば、それはいわゆる業界である。 もちろん、過去の中には外圧的なものもあった。 そもそも、ITは…
人生で、馬の合う人だけと過ごせたらどれだけ幸せかと思う。 だから、私はビジネスにおいて、“何をするかより誰とするか”を口癖にしている。 しかし一方で、人として成長するためには、馬が合わない、自分とはそりが合わない、考え方が対極にいるような人と…
今の私の日課の一つは写真を撮ることである。 私は若い頃はあまり写真に興味はなかった。 だから学生時代や20代の写真はほとんどない。 せいぜい、学生時代に一度か二度行った友人との旅行ぐらいしかない。それこそ、デートの写真も皆無だ。もっとも、この…
ビヨンドコロナは日本企業の国際化のラストチャンス このタイトルは、来る7月3日、一般社団法人日日本中国商会主催、日中ビジネスビジョンフォーラムでの私の講演のタイトルだ。 私にしては珍しい国際化というキーワードを使ってみた。 普段はグローバル化…
数年前ならいざ知らず、今は、経営者であればSDGsを知らない人は少数だろう。 それだけ、メディアの喧伝はいうまでもなく、企業もSDGsを標榜するところが一気に増えた。極端にいえば、あらゆる業種がSDGs一色である。特に大企業がそういう傾向が…
ITの仕事を長年してきたこともあって、デジタル社会の浸透に対して私は常に懐疑的である。 もともと、デジタルというのはコンピューター業界からメジャーになった。 デジタル化と言われる言葉だ。 何をデジタル化するかといえば、アナログをデジタル化する…
利己的な遺伝子。 なんと衝撃的な言葉だろう。 今、日本は、利他的な考え方が必要な時代だ。 私の記憶では、30年ほど前に初めて利他的な考えを知ったと思う。 稲盛和夫氏の書籍を読んで、利他的な考えでビジネスをするという氏の経営スタンスに共感した。 …
業種業態、仕事の内容によるが、どこの会社でも誰かが何かの調べものをしていると思う。 当社でも、常に私自身や社員が調べものをしている。 調べる仕事を2つに整理してみる。 一つは、自社でこなしてきた仕事やプロジェクトのやり方やノウハウである。いわ…
運命を信じるか? 運命は決まっているか? 運命は変えられるか? こういう話題は、今は日常会話になったような気がする。私が学生時代ぐらい前は、運命の話をするような人はちょっと変わった人という印象があった。その日暮らしの私は、こういう話には全く無…
子供の頃、CMが広告だとは知らなかった。 いつの頃だろうか?広告の仕組みを知ったのは。 民放ではスポンサーがいて、色々な番組が作られる。そして、その番組の合間にCMを流す。当然テレビ全盛期には、大衆にとっての最大のマスメディアだったわけで、…
久しぶりに、少し高いハードルにチャレンジした1年だった。 仕事という部分も無くはないが、それよりも自分を試してみようと思う気持ちが一番だったように思う。 途中で何度かブログを続けている心境を書いてみたが、やはり私にとってのこの365日は長か…
“光陰矢の如し”というと大袈裟だろうか? 会社経営を28年もしていると、色々とあったことを思い出すのも大変だ。 人様の社史や経営者の自叙伝をおつくりする仕事もしているが、我の事で考えたら、十分、エピソード満載の社史ができそうである。 30年越え…
中途採用か新卒採用か? どちらを優先するかを迷っている経営者や会社は実に多い。 これは、日本でも米国でもプロ野球の常勝チームがハマりやすいジレンマにも近い。 そしてこの類の話題をメディアはとても好む。シンプルに書くと、新人の育成よりも勝つこと…
仕事を長年やっていると、どんな職業でもたいてい口がうまくなるものだ。 口八丁手八丁という有名な言い方がある。悪い意味でも使う場合もあるが、本来の意味は良い意味で使う。 しゃべるのも行動も、一流であるという意味である。実際、仕事の世界では、で…
最近、メモの量がますます増えてきた。 何をしていても思いついたことを書くようにはしているが、そうするとメモがどんどん溜まる。 私の今の日常はこんな感じた。 早朝に目覚めたら、すぐにその日にすることをメモにキーワードを書き出す。前日にしておくと…
実は、この一連(仕事は自分で創れ)のブログの1回目は、CHEN(陳さん)のことを書いた。2009年1月のことである。 ameblo.jp 私が、人生で一番長く付き合っている元新興国出身の友人である。今は米国人だが、彼と知り合ったのは今から33年前。平成元…
この1年、オンラインでの営業がどこまで進んだだろうか? 経済ニュースを眺めていても、大手企業の営業がオンラインに切り替わっている事例もチラホラ見受けられる。 私は営業の仕事を専属ではしたことがない。 今は社長業をしているので、結果的に営業活動…
トヨタの“なぜを5回繰り返す”は、あまりにも有名である。 あの世界に広まったカイゼンの基本の基本、本質的な仕事のエッセンスである。 私もビジネスの場では、トヨタの事例や仕事の考え方を引用することは多い。 もっとも、私は、実際にトヨタで働いたこと…
最近のメディアで、特に気になっていることがある。それは組織の責任者や政治家がお詫びしている姿だ。 私は最近、TVは見ていない。でもネットの動画は溢れるほど流れている。 芸能人や俳優でも何か問題を起こすと、お詫び会見というのも多くなったように…
人間は衝撃的であったり刺激的であったりする言葉が好きだ。 映画のタイトルや書籍の題名などもそうだし、CMなどはコピーで決まると言っても過言ではない。人間の本能、情動を揺さぶる言葉をその道の人は、常に考えている。 ビジネスの世界でこのような表…
天気予報が正確過ぎる。 いつから、こんなに精度が高くなったのだろうか? 先月のゴールデンウィーク前、仕事のスケジュール調整を知人の社長としていた時のこと。5月5日は雨だから・・ゴルフはしないと思う。という何気ない会話が気になって5月5日を待…
自分で言うのもなんだが、私は時々、客観的に人間を観察するのが好きだ。 もちろん大抵の場合は、自分も含めてのことである。 例えば、私の大好きなゴルフ。 実際にプレー中もゴルフに熱中しながらもあれこれ考える。ゴルフというのは、している人にはわかる…
笑う門には福来る。 子供の頃から妙に頭にしみ込んでいる言葉だ。 確かに、いままでの人生でも明るく前向きに笑いを伴って生きていると良いことが何度もあった。 医学的にも心理的にも笑いの効能は大きい。健康な人は良く笑うというのも正しいだろうし、笑っ…
組織活動は、毎日が判断の連続であるといっても過言ではない。 自分一人でしているのであれば、その日暮らし的なことでもなんとかなるかもしれない。 しかし、人が集まって組織になるとそうはいかない。 会社であれば、社長がいて、その下に部長がいてそして…