近藤昇の「仕事は自分で創れ!」

「仕事は自分で創れ!」ブレインワークスグループCEOの近藤昇が、日本とアジアをはじめとするエマージンググローバルエリアに対する思いやビジネスについて発信します。

2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧

何気によく使うセンスって何だろうか?

センスとは? いきなり聞かれても、なかなか説明が難しい言葉の一つである。 これほど曖昧で幅広く使われることはないのではなかろうか? ちなみに、デジタル大辞泉では、次のような説明である。 1 物事の感じや味わいを微妙な点まで悟る働き。感覚。また、…

オールジャパンで多文化共生社会の創造が必要な現代

日本の特徴と言えば、島国であり建国以来2000年を越える歴史があると言われている。 世界でも稀有な国である。 単一民族ではないことはすでに明らかになっているが、それでもこれだけ長い間、島国として栄えてきた国だからこそ、外国人受け入れの抵抗感…

無駄な消費が減ったことで見えて来たこと

コロナ禍が始まって、すでに1年。 大変なことや不安なことも多いが、怪我の功名というか災い転じて福となって欲しい。今回は大きな転換期になるのではと思える変化や活動も、すでに数多く生まれている。 その一つが、無駄な消費が減ったことである。 これを…

ITという科学技術を創った人間が向かう先

“利器か凶器か人類に問う” 去る4月3日の日経新聞の一面の見出しである。 これだけ見れば、核兵器や最先端の戦争テクノロジーを思い浮かべても不思議ではない。 実際に、人類にとってこれらの深刻な問題が解決した訳でもなければ、良い方向に向かっていると…

出る杭になりにくい国、日本は変われるのだろうか?

今、親として大人として、子どもたちに “出る杭になりなさい”と本気で言えるだろうか? この10数年が顕著だが、出る杭の足を引っ張ろう、揚げ足を取ろうという風潮がものすごく蔓延していると感じる。 その最大の原因は、SNSに代表されるネットだろう。…

今話題の二刀流のすごさと難しさを考える

私は今、大谷翔平選手にぞっこんである。 日本の野球ファンであれば、皆同じ気持ちではないだろうか。 もっと言えば、野球ファンでなくても、 この二刀流への挑戦は、とても興味があるのではないかと思う。 野球に詳しい人ならだれでも知っているが、そもそ…

未だに私が中小企業のIT化支援に強い関心がある理由

創業以来、中小企業のIT化支援をつねにビジネス活動の軸にしてきた。 そういう意味では、この分野の第一人者の自負はある。この中小企業のIT化については、多くのITサービス会社の関心の中心であり続けている。遡ること30年。私が20代の頃から、日…

”新興国の起業家たちに何を学ぶか”

新興国の起業家との共生の時代です。

スランプ脱出の大きな要因はやっぱり人だと思う出来事

4月12日は、日本のゴルファーにとっては、一生忘れない記念日になった。いや、日本国民にとってもそうではないだろうか。 PGAのメジャー大会、マスターズで松山英樹選手がチャンピオンになり、長年の日本の悲願が達成されたのである。私は、毎年恒例の…

ベトナムのカントーがこれだけ魅力的な訳と可能性

カントーという地名を聞いて、どれだけの日本人が知っているだろうか? ベトナムと言えば今では誰でも知っている。 しかし、20年前であれば、ベトナム?あの戦争があったとこですよね。ぐらいが関の山だった。 私達がベトナムに進出して20年以上経つ。こ…

先行き不透明だからこそ、楽しみも増大する今日この頃

人間には色々なタイプがある。 今日は、単純に2つのタイプで考えてみる。 一つは、安定志向で平穏無事な日常を好む人。 もう一つは、何か変化を期待して、混沌とした中から一つでも自分で生み出したいと思うタイプ。 極端な分け方だが、コロナ禍が世界で長…

シンプルに考えることをとことん追求して

難しいことを難しく言う、説明する。 こういうタイプの人は世の中に少なからずいる。 技術者や大学の先生や専門家の話は、分かりにくく感じることが多い。 わざわざ思惑があって、分かりにくくしているのではないと思ってしまう。シンプルに言えば、専門的す…

エッセンシャルワーカーが社会の主役になる時代に向けて

今、コロナ禍の真っただ中、エッセンシャルワーカーが注目されている。 私達の生活や日常の活動に欠かせない仕事をする人という意味だ。 誰でも思いつくのが、医療関係従事者、介護関係だ。社会インフラ、交通インフラを維持管理する人もそうだ。 コロナ禍を…

しなやかに活躍する女性の方たちの本音を聴いて想うこと

先日、しなやかに活躍する女性大集合と題して、ハッピーキャリア応援シリーズのオンラインイベントを開催した。 当社が運営する“知をつなぎ、知がつながる”Bナビオンでのスペシャル番組だ。 日頃、ビジネス活動や個人的なつながりのある女性の方々に登場し…

大人と子供が一緒に学ぶ価値が増大する時代の共育とは

親子で学ぶという考えや実際の活動はいつごろ、拡がってきたのだろうか? 私が子供の日頃には、親子で学ぶ考えや機会は、ほぼ存在していなかったと思う。 もっとも、農村での生活なので、都会での生活は違っていたかもしれないが。 そして、自分が親になり、…

アジェンダの多用で仕事スキルを磨くべし

アジェンダという言葉を知っているビジネスパーソンはどれぐらい日本にいるだろうか? 日本語に直すと、議題をまとめたものという解釈で良いと思う。役所などでは議事次第という言い方もあるが、これも含まれる。 ああ、議題をまとめた資料ね。と言うと一気…

実践と学びと理論とのバランスを如何にとるかを考える

理論より実践。 私が経営をするにしても、仕事をするにしても、プライベートでも常に心がけていたいことだ。 特に経営をしていると、理論側に偏ったり、実践側に偏ったり、正直、行ったり来たりのところはある。 やってみないと分からないのが経営の本質であ…

知の統合化と大衆化の実現を目指して

私が最近、好んで頻繁に使う漢字がある。 それは、“知”である。 知と聞くと、英語に精通している人は、インテリジェンス(Intelligence)を浮かべる人が多いかもしれないが、私の思っているニュアンスはちょっと違う。 インテリジェンスと言えば、どこかエリ…

あとでする仕事の大きな落とし穴に気づかない人が多い

仕事の優先順位をつけることは難しいか? 働きだした頃を振り返ると、仕事の優先順位は、上司が決めていた。 仕事経験を積んでくると、徐々に仕事の優先順位を任せられるようになる。 長年働いていると、この優先順位の付け方を誤る人がとても多いことに気づ…

会う前からつながっている時代の人との会い方

最近、以前では考えられなかったような出会いが増えてきた。 直接会う前から、お互いに結構知っていた、つながっていたという関係の出会いだ。 これは明らかに、SNSが登場したことで生まれてきた新しい人との出会いである。 特にFacebookは人をつ…

ハッタリもリーダーシップの一部なのかも

古今東西、いつの世の中も人間はリーダーを求める。 過去の歴史を振り返っても、今私たちが生きているこの瞬間でも、ほとんどの人はどこかにリーダーの存在を意識し、そしてリーダー求める。 一方で、リーダーに自らなろうと思う人がどれぐらいいるのだろう…

混沌化するメディアとの落とし穴と付き合い方

仕事柄もあるが、最近のメディアの存在は何かと気になる。 メディアと言えば、今の私にとっては、新聞、ネット、書籍、人が真っ先に浮かぶ。 私はすでに8か月ほどテレビを観ていない。ふとしたことで、観ない時期が続いて、今は、観ずにどこまで過ごせるか…

今日で毎日ブログが300回目になった感想

今日は私にとっては、ちょっとした記念日。 先日のブログで365回の毎日ブログのゴールが見えてきたと書いた。 残り30回ぐらいになった時に、その時に感じたことを書こうと思っていたが、 やっぱり、300という節目の数字で一度振り返りをしようと思う…

PDCAを軽んじる人に限って仕事が我流である

最近、私の仕事の周りではPDCAが以前よりも目につくようになった。 民間企業では今や当たり前だが、最近は行政や第一次産業の世界でも取り組みの計画や実践事例が増えてきた。 私は、PDCAについては、万能だとは思っていないが、長年の経営と仕事の…

四国三郎と呼ばれる吉野川と私の人生

四国を東西に流れる雄大な川がある。 四国三郎という別名を持つ吉野川である。 日本には数多の川があるが、東西に流れる川は吉野川と和歌山県の紀の川だけらしい。 吉野川は、東西に約80㎞がほぼまっすぐの川である。 人生も半世紀超えると、何事も重なり…

話することと書くことの違いにハマるとなかなか奥が深い

話することと、書くことのどちらが得意かと誰かに聞かれたら、毎日ブログを書いている今でも、話することと私は答える。 だからと言って、誰にとっても話することの方が書く事よりも楽だとは限らない。 随分前からこういう話をよく聞いたことがある。 ベスト…

IT社会が浸透すればするほど、不道徳な見えざる手が増える?

不道徳な見えざる手(東洋経済新報社)という本をご存じたろうか? 発刊は2017年5月。 私は、ITの仕事をしている関係で、この本は発刊後すぐに手に取った。 おおまかに、内容を紹介すると、経済とは釣り師とカモの永遠の闘いであるという事に尽きる。…

やったことのない仕事は取り組み方次第である

やったことのない仕事が好きかどうかで、働き方は変わる。 もちろん、働き方は多様なので、やったことがある仕事を望む人が、沢山いることも承知の上の話だ。 私は、今は起業してからは、やったことがない仕事が好きだ。 20代で働きだした時は、やったこと…

人類の進化と退化を考えるといつが一番良かったか分からなくなる

自分が生きている時代を、人類の歴史にのせて考えると、不思議な気持ちになる。 人類は誕生以来、進化し続けていると言われている。実際、そういわれても今を生きている私達には直接確認のしようがない。 そして、これはいつの時代も同じことである。 鎌倉時…

鶏口牛後の意味と価値を日本の若者は知っているだろうか?

日本は相変わらず大企業志向だ。 特に大学の新卒はほとんどが、大企業志向であることは、もうこの数十年何ら変化がないと思う。 仮に企業で働くとして、中小企業白書の最近のデータでは、企業の数は約400万社、全体の99.7%が中小企業。働く人の70…